「歯ぐきの腫れ・出血」の症状に対応できる歯科医院を探す
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「歯ぐきの腫れ・出血」に対応できる歯科医院を探す
作成:seeker編集部最終更新:2026年9月27日
歯みがきのときに血が出る。歯ぐきが赤く腫れている。触ると痛い。
歯ぐきからの出血は、多くの場合で炎症のサインです。 一時的なものもありますが、続く場合は歯周病が進んでいることがあります。この記事では、見分け方と対応をまとめました。
歯磨きで血が出るのは、なぜか
健康な歯ぐきは、歯ブラシが当たっても出血しません。
血が出るのは、歯ぐきに炎症が起きて、血管がもろくなっているためです。炎症の原因は、歯と歯ぐきの境目にたまった細菌の固まり(歯垢)であることがほとんどです。
腫れの種類と、考えられる原因
歯ぐき全体が赤い場合は歯肉炎、歯ぐきが下がった場合は歯周炎、一部がぷくっと腫れた場合は根の先の炎症などが考えられます。腫れ方によって見分けます。
| 状態 | 考えられること |
|---|---|
| 歯ぐき全体が赤く、みがくと出血する | 歯肉炎(歯ぐきだけの炎症) |
| 歯ぐきが下がり、歯が長く見える | 歯周炎(骨が減り始めている) |
| 一部分がぷくっと腫れ、押すと膿が出る | 根の先の炎症、または歯周病が進んだ状態 |
| 親知らずの周りが腫れて、口が開きにくい | 親知らず周囲の炎症 |
| 妊娠中に腫れやすくなった | ホルモンの変化による影響 |
歯肉炎と歯周炎の違い
この2つは、進み具合が違います。
- 歯肉炎:炎症が歯ぐきだけにとどまっている状態。適切な清掃で元に戻ります
- 歯周炎:歯を支える骨まで炎症が及んだ状態。減った骨は、自然には元に戻りません(状態によっては、骨の回復を助ける治療が行われることもあります)
この違いが、早く受診する意味です。歯肉炎の段階なら回復できます。
「歯ぐきの腫れ・出血」に対応できる歯科医院を、都道府県から選んで探せます。
口臭が強くなるのは、なぜか
歯周ポケットの中では、細菌がたんぱく質を分解するときに、においのもとになるガスを出します。歯ぐきの炎症が進むほどポケットは深くなり、においは強くなります。
歯みがきだけでは届かないため、歯科医院で歯石を取ると弱まることが多いです。ただし、においの原因が胃や鼻にあることもあります。歯科医院では、口の中に原因があるかどうかを確かめられます。
歯科医院ではどう対応するか
- 歯ぐきの検査:歯と歯ぐきの間の深さを測り、進み具合を調べます
- 歯石を取る:表面の歯石を除去します
- 深い部分の清掃:歯ぐきの奥の歯石を取ります(麻酔を使うことがあります)
- 磨き方の指導:その方の状態に合った方法を教わります
- 急な腫れへの対応:膿を出す、抗菌薬を使うなど
保険と通院の目安(一般的な目安。歯の状態によって変わります)
検査と歯石の除去、深い部分の清掃、急な腫れへの応急処置、歯周外科——いずれも公的医療保険が使えます。通う回数と期間は、歯ぐきの状態によって変わります。
| 対応 | 保険 |
|---|---|
| 検査+歯石除去 | 使えます |
| 深い部分の清掃 | 使えます |
| 急な腫れへの応急処置 | 使えます |
| 歯周外科(進行した場合) | 使えます |
歯周病の治療は、保険でほぼ対応できます。ただし、回数がかかります。口全体を区分に分けて進めるためです。
歯科医院で確認するとよいこと
- 歯ぐきの状態はどの程度か(歯周ポケットの深さを数値で聞くと分かりやすくなります)
- 歯肉炎か歯周炎か。骨は減っているか
- 治療は何回くらいかかるか
- 治療後、どのくらいの間隔で通えばよいか
「歯ぐきの腫れ・出血」に対応できる歯科医院を、都道府県から選んで探せます。
保険の取り扱いと通院の回数は、2026年9月時点の目安です。診療報酬の改定や、お口の状態によって変わることがあります。
この症状のよくある質問
血が出るときは、磨かないほうがよいですか
逆です。磨かないと汚れがたまり、炎症が強くなります。やわらかい歯ブラシで、やさしく境目まで磨いてください。多くの場合、続けるうちに出血は減ります。
一度減った骨は戻りますか
基本的に戻りません。ただし、進行を止めることはできます。また、一部の症例では骨を補う治療が検討されることもあります。
腫れが引いたら、通わなくてよいですか
腫れが引いても、原因の細菌は残っています。急な腫れは繰り返すことが多いため、落ち着いてから根本の治療を受けることをおすすめします。
妊娠中に歯ぐきが腫れやすくなりました
ホルモンの変化によって、炎症が起きやすくなることが知られています。歯周病は早産や低体重児出産との関連が指摘されています。 安定期に一度、歯科医院で相談してください。
参考にした情報
この解説は、次の公的機関・学会などの情報を参考に、seeker編集部が作成しました。
