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2023/08/15

電動歯ブラシの選び方は?選ぶポイント5選を紹介

電動歯ブラシは、電力を使って歯ブラシを振動させたり回転させたりすることで歯を磨くツールです。手を動かしてゴシゴシと磨くことなく、歯垢や汚れを取り除けるという特徴があります。

手磨きよりも磨く時間が短縮できるといったメリットもあり、電動歯ブラシの購入を考えている人もいるのではないでしょうか。

今回は、電動歯ブラシを選ぶポイントについてお伝えします。


電動歯ブラシを選ぶポイント①:磨き方で選ぶ

電動歯ブラシによる歯の磨き方には、大きく4つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。



振動式

振動式は、ヘッドの部分を振動させながら歯を磨くタイプです。刺激が弱いため、優しく歯を磨きたい人に向いています。低価格なものも多く、予算を抑えたい人には特におすすめです。



回転式

回転式は、丸形のヘッドの歯ブラシをクルクルと回転させながら歯を磨くタイプです。ほかのタイプに比べてパワーがあるため、歯垢を除去しやすいです。

パワーがある分、歯や歯茎に負荷がかかりやすいといわれています。歯を優しく磨きたい人には向いていないかもしれません。




音波式

音波式は、音波でヘッドを振動させながら磨くタイプです。音波によって発生する細かい泡や水流で歯を磨いていきます。ブラシの毛先が届かない歯垢を除去できることに加え、使用時の音が小さいのが特徴です。



超音波式

超音波式は、音波式よりも細かい泡や水流を発生させるため、歯垢だけでなく虫歯の原因となるバイオフィルムも除去できるといわれており、歯周病予防におすすめです。ただし、振動が弱いため、手磨きのようにブラシを動かす必要があります。



電動歯ブラシを選ぶポイント②:電源方式で選ぶ

電動歯ブラシには、充電式と乾電池式の2種類の電源方式があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。



充電式

充電式は、本体にバッテリーを内蔵しています。振動回数が多く、電池交換をする必要がないのが特徴です。内蔵バッテリーが劣化したときが買い替えのタイミングとなります。乾電池式よりサイズが大きいものが多く、重たくなりがちです。




乾電池式

乾電池式は、乾電池を入れて使用します。比較的コンパクトなものが多く、持ち運びに便利です。どこでも使用できるため旅行や出張用としても重宝するでしょう。ただし、充電式に比べると振動回数が少ない傾向にあるようです。



電動歯ブラシを選ぶポイント③:ブラシや本体の種類で選ぶ

電動歯ブラシに装着するヘッド部分にはさまざまな大きさがあり、交換用ブラシの価格も異なります。本体の重量にも違いがあるので、使い勝手のよいものを選ぶようにしましょう。



ヘッドの大きさ

ヘッドの種類や大きさは、メーカーによってさまざまです。口の大きさに対してヘッドが大きすぎると、奥歯まで歯ブラシが届かない可能性があります。逆にヘッドが小さすぎると、歯磨きに時間がかかってしまいます。自身の口のサイズに合ったヘッドを選びましょう。



交換用ブラシの価格

電動歯ブラシの使用を考えるのであれば、交換用ブラシの価格もチェックしておくと安心です。メーカーやブラシなどによって異なりますが、ブラシを交換するタイミングは3カ月に1回程度といわれています。

交換用ブラシの価格は数百円~数千円と幅広いため、3カ月に1回ブラシを交換することになると、それなりにコストがかかることもあるでしょう。電動歯ブラシを購入する前に、交換用ブラシの価格もチェックしておくことをおすすめします。



本体の重量とサイズ

電動歯ブラシを選ぶ際、本体の重量とサイズにも注目しましょう。手磨き用の歯ブラシが約20gなのに対して、電動歯ブラシは約100g。手の大きさに合わないサイズで重量のあるものは、うまく扱えないこともあるでしょう。

手の大きさに合わなかったり重かったりする場合は、丁寧に歯磨きをするのが難しいかもしれません。



電動歯ブラシを選ぶポイント④:そのほかの機能で選ぶ

電動歯ブラシのなかには、さまざまな機能を搭載しているものがあります。代表的な機能について見ていきましょう。



スマホ連携

スマートフォンと連携できるものは、磨き残しや磨き方をスマートフォンでチェックできます。磨き足りない部分や磨きすぎている部分を確認できる便利な機能です。




タイマー

タイマー機能のある電動歯ブラシなら、歯磨きの目安時間を教えてくれます。商品によって異なりますが、30秒ごとに一時停止するものや、歯磨き開始から2分後に自動で停止するものなどさまざまです。



電動歯ブラシを選ぶポイント⑤:目的に合わせて選ぶ

電動歯ブラシを選ぶときは、何をケアしたいのかを考えて選ぶのが大切です。歯周ポケットや歯並びの悪いポイントにブラシが届きやすいものや、ステインや着色汚れにアプローチできるものなど、電動歯ブラシにはさまざまな特徴があります。目的に合わせて選びましょう。


▶子供用の電動歯ブラシを選びたいときは、次のコラムを参考にしてください。
子供に電動歯ブラシを使っても大丈夫?



自分に合った電動歯ブラシを選ぼう

電動歯ブラシは商品によって特徴があります。磨き方や電源方式などいろいろな選択肢があるため、どれを選んだらよいのか迷うこともあるでしょう。特徴をしっかりと把握し、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。



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筆者:seeker編集部

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