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2024/05/09
久しぶりの歯医者予約時に伝えるべきことと準備するもの

定期的に歯医者を受診していない場合、予約時に何を伝えれば良いのか迷うこともあるでしょう。この記事では、久しぶりの歯医者の予約で伝えることや、予約がとれたときに用意するもの、予約で気をつけることについてお伝えします。 定期的な歯科受診は、歯の健康を守ることにつながります。しばらく歯医者に行っていない人は、まずは予約の電話をしてみてはいかがでしょうか。
目次
久しぶりに歯医者の予約をするときに伝えること
久しぶりに歯医者に行く場合は、電話やインターネットなどで予約をしましょう。予約制をとっている歯医者は多いため、予約をせずに行くと、待ち時間が長引いたり再度行くことになったりする場合があります。 予約をするときには、以下の項目を伝えることが大切です。
久しぶりの受診でも、歯医者側が受診しなかった理由を問い詰めることはありません。怖がったり気まずさを感じたりする必要はありませんので、リラックスして上記の内容を伝えましょう。
▶歯医者の初診の流れについて詳しく知りたい方は次のコラムをご覧ください。 歯医者では何をする?初診の流れ

久しぶりの歯医者の予約がとれたら用意するもの
歯医者の予約がとれたら、次のものを用意しましょう。
- □保険証
- □医療費受給者証など
- □お薬手帳
- □受診したことがある場合は診察券
- □現金
- □ハンカチ・ティッシュ
- □とれた銀歯や差し歯など
久しぶりに歯医者を受診するケースでは、レントゲンなどの検査を行うことがあります。想定より費用が高くなる可能性があるため、現金は多めに持っていくと安心でしょう。
また、妊婦歯科健康診査や節目年齢歯科健診などで、自治体から受診票を交付されている場合には必ず持参しましょう。
▶妊婦歯科健康診査について詳しく知りたい方は次のコラムをご覧ください。 妊婦歯科健康診査とは?目的や妊娠中の歯科トラブルについて解説
定期的な歯科受診は、歯の健康を守ることにつながります。しばらく歯医者に行っていない人は、まずは予約の電話をしてみてはいかがでしょうか。

久しぶりの歯医者の予約で気をつけること
歯医者の予約をした後に、仕事のスケジュールが変わったり、急な用事が入ったりすることもあるでしょう。そういった場合には、なるべく早めに予約の変更やキャンセルの連絡をすることが大切です。早めに連絡をすることで、次の予約を早めにとることができます。 このとき、気をつけたいのが無断キャンセルです。久しぶりの歯医者の場合、歯医者側は相応の準備をしているため、無断キャンセルをすると歯医者側に迷惑をかけることになります。また、緊急で受診したい患者さんが受診できないなど、ほかの患者さんにも影響する場合があるため、絶対に避けましょう。 都合が悪くなった場合は、遠慮なく電話で連絡し、予約の変更・キャンセルを行うことが大切です。
久しぶりの歯医者の予約はそれほど心配しなくても大丈夫
久しぶりの歯医者の予約で伝えることが分かっていても、漏れなく伝えられるか心配な方もいるでしょう。しかし歯医者の予約は、基本的に受付がリードするため、それほど心配しなくても大丈夫です。
電話での予約であれば、最初に久しぶりに歯医者を受診したいことだけ伝えましょう。その後は、受付の質問に答える形になるため、前述した「予約時に伝えること」を暗記する必要はありません。名前や連絡先、受診の目的など、質問された順に答えましょう。
受付が聞き取りを行い、緊急性が高い場合には早めの予約を、それほど緊急性が高くない場合には余裕を持った日程での予約を提案されることが多いです。緊急性の高い例としては次のようなケースがあるでしょう。
それほど緊急性が高くないケースとしては、次のようなものがあります。
症状や受診の目的などによって、提案される予約日が異なります。早めに診てもらいたい場合は、急いでいることを伝えましょう。 定期的な歯科受診は、歯の健康を守ることにつながります。しばらく歯医者に行っていない人は、まずは予約の電話をしてみてはいかがでしょうか。

定期的に歯科受診をして歯の健康を保とう
歯医者に久しぶりに行くきっかけは、「忙しくて受診する時間がとれなかった」「歯に痛みや違和感が出た」など、人それぞれでしょう。受診を先延ばしにした結果、思いのほか進行した虫歯や歯周病が発見されることがあります。そういったケースでは、治療に時間がかかったり歯を失ったりするだけでなく、治療費が高額になることもあるでしょう。 歯のトラブルを早期に発見・治療することは、治療期間の短縮や歯の喪失を予防するだけでなく、治療費を抑えることにもつながります。 しばらく歯科受診をしていない方は、症状の有無にかかわらず、まずは検診の予約をとりましょう。診てもらってトラブルが何もなかった場合には、次回の定期検診をその場で予約するのがおすすめです。定期的に歯科受診をする習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
筆者:seeker編集部