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2020/02/20
虫歯や歯周病ケアの強い味方!フロスの種類と使い方。
みなさんは歯磨きをする際、「歯ブラシは使うけどフロスは使ってない」なんてことはないでしょうか。歯みがきは歯ブラシだけで十分だから、フロスはしなくていいのでは…と思う方もいると思いますが、実際は「歯ブラシだけ」と「フロスも使って歯を磨いている」のでは、むし歯になりにくさが大きく違ってきます。そんなフロスの重要性についてご説明していきたいと思います。
フロスとは?
フロスは特に歯ブラシで磨き残しの多い「歯と歯の間」の清掃に優れています。歯と歯の間の清掃は、むし歯の原因の除去や、歯周病予防にも効果的です。ブラシを使っている状態でフロスを併用している人としていない人では、歯周病やむし歯になる確率はフロスをしていない人のほうが高く、逆にフロスを利用している人は歯周病やむし歯になりにくいことがわかっています。アメリカなどの歯科知識の高い地域では、歯ブラシとフロス併用することは当然とされていて、毎日使うことがおすすめです。
フロスの種類
最も多く使われているホルダー付きのフロス
大きく分けてF型、Y型がありフロスとホルダーが一体化し指で保持する必要がないので簡単に行うことが出来ます。口が開きにくい人や、顎関節症の方も使いやすい構造です。前歯ではF型が使いやすく、奥歯ではF型,Y型どちらも使えますが、初心者はY型が使いやすいという方も多いようです。
フロスの使い方
- ①糸巻きタイプのフロスの場合は、手の先から肘ぐらいまでの長さで中指に巻き付け、指と指との間が10~15㎝程度にします。
- ②フロスは斜めにして入れ、力任せに一気に入れるのではなく、のこぎりの様な感覚で徐々に入れ、軽く歯肉に抵抗があるところまで入れます。
- ③基本的には歯に沿わして上下運動し、汚れを落としましょう。
- ④一か所の掃除が済んだら、指に巻いてある綺麗な部分を使って次の歯の間を磨きましょう。
ホルダータイプも使い方は基本的には同じです。ホルダータイプは糸が太いものが多いので、無理に引っ張らずゆっくりと動かしましょう。
筆者:seeker編集部