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2020/05/15

新型コロナウィルス感染症:歯医者さんに行っても良いの?行く時はどんなことに注意する?

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新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で、2020年4月に緊急事態宣言が出され早くも1か月以上が経ちました。コロナが連日ニュースやワイドショーで取り上げられ、私たちの日常生活にも大きな変化が起こっています。

不急の外出自粛が要請される中、お口のメンテナンスが疎かになり歯が痛んでしまった…という方もいるのではないでしょうか?今回は新型コロナウィルス感染症の影響下の今、歯科医院の受診をどのように考えて行けば良いのかを取り上げてまいります。




歯科治療を通じたコロナ感染の報告は無い(2020年5月15日時点)

まず大前提として、この記事の公開時点では、日本において歯科治療を通じた新型コロナウィルス感染の報告はありません。2020年4月に「歯科医院でクラスタが発生」とのニュースがありましたが、歯科医院の治療を通じて患者さんへの感染が起こったケースは現在のところ報告されていません。



不急の治療・ケアについては延期を

新型コロナウィルス感染症の拡大によってリモートワークや休業・休校が増えたことで、「この機会に歯医者さんに行こう」と考える方もいるかもしれません。上記の通り、日本では歯科医院での感染報告は現時点ではありませんが、歯科医院が「密集・密閉・密接」といういわゆる3密のリスクはあります。

各歯科医院でも、予約の間隔に余裕を持たせたり、換気・除菌滅菌をさらに徹底させるなどの対応を取っているところが多くなっていますが不急の治療・ケアについては今の段階では延期を検討するのが良いでしょう。日本歯科医師会が4月13日に発表した「受診に関するお願い」においても、「国民の皆様へのご理解とご協力のお願い」として表明しています。



痛みがある場合や通院中・治療中の方は歯科医院に相談を

現在、痛みが出てしまっている場合、また通院中・治療中の方はまず電話などで歯科医院に相談するようにしましょう。自らの判断で「このくらいなら不急だろう」と決めてしまうと、虫歯や歯周病が悪化し抜歯になってしまう可能性もあります。

またケアの分野においても、高齢者や介護施設・在宅での歯周病管理を怠ったり、口腔衛生状態の悪化による誤嚥性肺炎の発症などの懸念もあります。また、お住まいの地域によっても感染拡大の状況に違いがあります。緊急性については自分だけの判断ではなく、かかりつけの歯医者さんに相談しながら受診の時期を相談するようにしてください。



現時点でPCR検査は歯科医院では行えない

「歯科医師がPCR検査を行なえるようになった」という報道がありました。そのニュースを受けて、歯科医院でのPCR検査を希望する方もいらっしゃるかと思いますが、基本的に歯科医院ではPCR検査は行えません。歯科医師が行える検体採取の場所は、「地域医師会等が運営するPCR検査センターに限定」されています。歯科医院で出来るという事ではありませんので、歯科医院に行って「何故やってくれないんだ?」というような言動は慎むようにしましょう。



まとめ

歯科治療やお口のメンテナンスは、健康のために非常に重要な事ではありますが、緊急性の有無については一人ひとりによって違います。まずは自宅で行えるメンテナンスとして、しっかりとした歯みがきやフロスなどを行う事を心掛けてください。歯医者さんに行きたい場合には必ず、発熱や味覚嗅覚障害の症状の確認をした上で事前に予約をして行きましょう。

予約の延期やキャンセルをする場合は、予約の日時までに余裕を持って、必ず連絡を入れるようにしましょう。また、感染対策として問診や消毒、予約調整を行っている歯科医院も多いので、協力してこの状況を乗り越えていきましょう。



■参考文献
日本歯科医師会
https://www.jda.or.jp/



(seeker編集部)

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