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コラム>親知らず

投稿日:2025/11/27

更新日:2026/02/26

抜歯後に発熱!歯医者に行くべき?対処法と注意点を解説

抜歯後に発熱し、不安になる方は多いでしょう。抜歯後の発熱は珍しいことではなく、多くの場合、体の回復過程で起こる正常な反応です。
しかし、状況によっては歯医者での診察が必要になることもあります。

本記事では、抜歯後に発熱する主な理由や自宅でできる対処法、歯医者に相談すべきケースについて詳しく解説します。


抜歯後に発熱する主な理由

抜歯後に発熱するのは、体が回復する過程で起こる自然な反応の場合もあります。しかし、時には注意が必要なケースもあるため、原因を正しく理解しておきましょう。


炎症反応

体の免疫機能によって、抜歯後の傷口は炎症を起こします。これは体が治癒しようとする正常な反応です。
特に親知らずの抜歯など、大きな処置を行った場合は、炎症が強く出ることがあります。これにより微熱が出ることがありますが、多くの場合は数日以内に落ち着くでしょう。
一般的に、抜歯後の腫れや痛み、熱っぽさは2日目にピークを迎えます。


免疫力の低下

体力が落ちていたり、ストレスや疲れが溜まっていると、免疫力が低下し、一時的に発熱しやすくなります。
特に、寝不足や栄養不足の状態で抜歯を受けた場合、発熱する可能性が高まるため、注意が必要です。


細菌感染

抜歯後の傷口に細菌が入ると、感染症を引き起こし、発熱することがあります。感染すると高熱が出る以外にも、患部が腫れたり膿が出たりするなどの症状が起こります。


服薬による影響

ほとんどの抜歯の手術では麻酔薬を使用します。また、術後には抗生物質や鎮痛剤が処方されることが一般的です。
まれに、これらの薬の副作用やアレルギー反応によって、発熱することがあります。薬を飲んだ後に高熱が出たり、発熱が長引く場合は、すぐに医師や歯科医に相談しましょう。




抜歯後の発熱時の対処法

抜歯後に発熱しても、軽度であれば自宅で対応できることがほとんどです。ただし、症状が悪化する場合は歯科医師への相談が必要になります。


自宅でできる発熱時の対処法

抜歯後の発熱時は歯科医師から処方された解熱鎮痛剤を指示通りに服用し、十分な休養を取り、適切な栄養摂取と水分補給を心がけ、免疫力の低下と脱水を防ぎましょう。

患部の冷却は炎症を抑える効果があります。食事は抜歯した反対側でやわらかいものを摂るようにし、アルコールは控えましょう。入浴は長風呂を避け、シャワー程度にとどめます。


すぐに歯医者に相談すべきケース

発熱が続く場合でも、軽度であれば自然に回復することが多いですが、次のような症状が現れた場合は、自己判断せずに早めに歯科医に相談してください。

・38度以上の高熱が続く
・顔の腫れや膿が出る
・24時間以上出血が止まらない
・鎮痛剤を飲んでも強い痛みが続く

これらの症状は、感染や炎症が進行している可能性があるため、放置せず早めに歯科医へ相談しましょう。



抜歯後の発熱を防ぐためのポイント

発熱を未然に防ぐためには、抜歯前後のケアが大切です。体調を整え、抜歯後の過ごし方に気をつけましょう。


抜歯前に準備しておくこと

抜歯の前は、免疫力を高めるために十分な睡眠をとり、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
体調が万全でない状態で抜歯をすると、回復が遅れたり、発熱しやすくなったりするため、できるだけ体調を整えておくことが大切です。

また、感染を防ぐために、歯科医の指示に従い、口腔内を清潔に保つようにしましょう。特に、抜歯前はしっかり歯を磨き、必要であれば抗菌のうがい薬を使用するのも効果的です。

さらに、抜歯後は安静に過ごせるように、スケジュールを調整しておくことも大切です。仕事や予定が立て込んでいると、体の回復が遅れる原因になります。
余裕を持って休養を取れるタイミングで抜歯を受けるようにしましょう。


抜歯後の過ごし方

抜歯直後は、血行が良くなりすぎると腫れや出血が悪化することがあるため、激しい運動や飲酒、長時間の入浴は避けるようにしてください。特に当日は、できるだけ安静にして過ごしましょう。

食事は、傷口を刺激しないように柔らかいものを選びましょう。おかゆやスープ、ゼリーなど、噛む必要が少なく、体に優しい食べ物が適しています。

強いうがいをすると、傷口を保護する血の塊(血餅)が取れてしまい、治癒が遅れる原因になります。歯科医の指示があるまでは、軽く口をすすぐ程度にとどめておきましょう。

傷口からの細菌感染を防ぐためにも、処方された抗生物質は指示どおりに正しく服用することが大切です。飲み忘れに注意するだけでなく、自己判断で中断しないようにしてください。

適切な準備とアフターケアを行うことで、抜歯後の発熱を防ぎ、スムーズな回復につながります。


▶抜歯後の過ごし方については、こちらのコラムをご覧ください。
抜歯後の過ごし方と注意点:回復を早めるためのポイント




発熱しても焦らず適切に対処しよう

抜歯後の発熱は体の回復過程でよくある反応なので、まずは落ち着いて自宅でできるケアをしましょう。
水分補給や安静に過ごすことで多くの場合は自然に回復しますが、高熱や腫れ、膿の発生など異常を感じたら早めに歯科医へ相談が必要です。

また、抜歯前後に発熱したとしても、適切な対応を行えば長引くことはほとんどありません。焦らず冷静に対処し、必要に応じて歯科医の指示を仰ぎながら、無理なく回復を目指しましょう。



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筆者:seeker編集部

監修者・コメント

歯科医師

都内歯科医院勤務

三宅 友紀 先生

抜歯後に少し熱っぽくなるのは、体が回復に向かう過程で起こることがほとんどで、必ずしも異常とは限りません。多くは数日で落ち着きますので、まずは安静と十分な水分補給を心がけましょう。
ただし、高熱が続く、腫れがどんどん強くなる、強い痛みや膿がみられる場合は注意が必要です。不安な時は自己判断せず、気になる症状があれば早めに歯科医院へご相談ください。

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