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2020/03/24
親知らずの抜歯、どんな時にする?

親知らずとは、奥歯の中で最も後ろに位置する歯であり、正式名称では「第三大臼歯」と呼ばれ、一般的には「智歯」とも呼ばれています。一番前の歯から数えて8番目にあります。永久歯というのは通常15歳前後で生え揃いますが、親知らずは10代後半から20代前半で生えてきます。
なぜ親知らずというの?
親知らずの名前の由来はいくつかあり、その1つが寿命です。昔の日本人は寿命が短く、親知らずが生えてくる20代前半には、親が既に他界しているという説があります。その他にも、親に知られずに生えてくるからなどという説もあります。

親知らずはなぜ生えてくるのか?
太古の昔、人間は木の実や生の肉など硬いものが中心の食生活でした。そのため食べる時はよく噛む必要があり、顎の骨がよく発達していたため、親知らずが生えてくるスペースが十分ありました。昔の人々にとっては、歯は生きていくために不可欠のものであり、大人になって生えてくる親知らずには大きな意味があったと考えられます。 しかし現代の食生活では子供の頃から軟らかいものを食べることが多くなりました。これに伴ってよく噛むという習慣も薄れ、顎が十分に発達しなくなったのです。すると、親知らずのスペースが足りなくなり、きちんと生えなくなるケースが増えてきました。

親しらずの抜歯が必要なケースは?
親知らずを抜く理由は以下のようなものがあります。
1.虫歯になる場合
親知らずが前の歯の方向に倒れていると、前の歯との間にプラークが溜まりやすくなり、虫歯になる場合があります。
2.深い歯周ポケットができる場合
先ほどと同じく親知らずが前の歯の方向に倒れていると、親知らずや1個前の歯の歯周炎を起こし、深い歯周ポケットを生じる場合があります。
3.歯並びが悪くなる、矯正治療の邪魔になる。
親知らずによって、前の歯が押し出されることにより、本来生えてくる場所に生えてこないこともあります。
4.移植する場合
親知らずの1個前の歯などを抜かなければならなくなった場合、その部位に移植し、再び噛める状態にします。移植ができるかできないかは、移植する部位と親知らずの形や大きさによります。

親しらずの抜歯が難しいケースは?
逆に抜歯が難しいケースもあります。例えば、斜めに生えていて一部しか露出していないケース、横向きになっていて全て歯肉に埋まっているケース、歯の根っこが湾曲・肥大などしているケースなどがあります。
まとめ
親知らずによる虫歯や歯周病、歯ならびなどが気になる場合は、上記の点を参考にしながら、seekerで自分に合った歯科医院を見つけてみてください。
筆者:seeker編集部