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歯の豆知識

口内炎の原因と種類を徹底解説!早く治すためのポイントとは

公開 2021年10月14日 更新 2026年6月15日 seeker編集部 監修 三宅 友紀(歯科医師)
アフタ性口内炎 カタル性口内炎 ヘルペス性口内炎 カンジダ性口内炎

口内炎は痛みや違和感を引き起こし、出来た場所によっては飲食や会話に支障をきたしてしまいます。口内炎が出来てしまったら少しでも早く治ってほしいと思うはずですが、なかなか治らず困ってしまうことがあります。実は口内炎には種類があり、それぞれに原因が違うのです。ここでは口内炎の種類やなかなか治らない原因などをご紹介します。

口内炎にはさまざまな種類がある

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎はもっとも一般的な口内炎といえます。見た目は白っぽい円形、あるいは楕円形をしています。口内の唇の裏や歯茎、頬の内側、舌などに出来ることが多い口内炎です。

大きさは2~10㎜程度で、食べ物や飲み物がしみて痛みます。1~10日前後で自然と治ることがほとんどです。はっきりとした原因は判っていませんが、ストレスや疲労、栄養バランスの乱れ、睡眠不足などが蓄積して免疫力が低下すると発生しやすいと言われています。

カタル性口内炎

口の中を噛んだり、やけどしたりすると口内炎になるとよく言われます。カタル性口内炎は噛み傷ややけどが原因となって発生する口内炎です。外傷性口内炎と呼ばれることもあります。

口内のどこにでも発生する可能性があります。見た目の特徴はあまりなく、口内が全体的に赤く腫れぼったくなることが多い口内炎です。入れ歯や矯正器具が合わなくなったり、虫歯や歯周病の進行によってカタル性口内炎が引き起こされることもあります。

ヘルペス性口内炎

ヘルペスウイルスによって引き起こされる口内炎もあります。乳幼児に特に多くみられる口内炎ですが、一度感染すると再発の恐れは残り、大人になってからも再発することがあります。

数日高熱が続いてから、喉の近くを含めた口内全体に多数の小さな水ぶくれが発生します。水ぶくれがつぶれた後腫瘍ができます。水ぶくれは痛みを伴い、熱を持って腫れることもあります。ひどい場合は水ぶくれが口内にとどまらず唇の外側にも出来ることがあります。

ヘルペス性口内炎が出来た時にはすぐ歯科医院や小児科に見せましょう。投薬によって10日前後で症状が治まることがほとんどです。

カンジダ性口内炎

カンジダ菌(真菌・カビ)が原因となって発生する口内炎です。口の中の常駐菌の一種であるカンジダ菌が何らかの理由で異常に繁殖し、口内炎を引き起こします。見た目には口内に白い苔のようなものが付着したように見えます。苔状のものを無理に剥がすと出血や腫れを引き起こすことがあります。かと言って放置すると口全体に広がったり、慢性化する恐れがあります。

痛みは無いことがほとんどですが、口内の違和感や味覚の異常が発生する場合もあります。カンジダ性口内炎は身体の抵抗力が弱まっている場合に発生することがほとんどです。何らかの病気のサインという可能性もありますので、カンジダ性口内炎ができたらすぐに医師に相談しましょう。

ニコチン性口内炎

タバコに含まれるニコチンが口内炎の原因となることもあります。痛むことはあまりありませんが、食べ物や飲み物がしみることがあります。上あごを中心に口内が赤く腫れてきたあと、白っぽくなっていきます。ニコチン性口内炎は扁平上皮がんなどのリスクを高めることが判っています。

口内炎がなかなか治らない原因は?

口内炎の種類ごとに発生の原因はさまざまです。ただ、いずれの口内炎も患部を清潔に保つことが肝心であることは同じです。口内炎がなかなか治らないという時には普段以上にこまめに歯磨き、うがいをしてみてください。

口内炎にしみて歯磨きやうがいがおっくうになる事も多いですが、少し頑張って口内を清潔に保つようにすると口内炎が治りやすくなります。また最も一般的なアフタ性口内炎はストレスや疲労によって引き起こされます。休養を取り、消化の良い食事を心がけるようにします。

口内炎の原因と種類を徹底解説!早く治すためのポイントとは

口内炎が大きくなってきた、治らない時には歯科医院へ

口内炎は多くの場合1週間~10日程度で症状が改善していきます。しかし2週間以上経っても治らない、あるいは発熱や強い痛みを伴う場合は口内炎の種類に関わらず歯科医院を受診することをおすすめします。

口内炎の原因と種類を徹底解説!早く治すためのポイントとは

歯科医院では口内炎に対して軟膏やシール型軟膏を処方したり、レーザーによる治療を行います。口内炎は生活に支障がでることもある病気です。我慢をしすぎず、歯科医院に相談してみてくださいね。

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三宅 友紀 先生
歯科医師/都内歯科医院勤務
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監修者コメント

口内炎はひとくちにまとめられがちですが、実際にはアフタ性口内炎やヘルペス性口内炎、カンジダ性口内炎など原因や特徴の異なる種類があります。そのため、適切な対処を行うためには原因を見極めることが重要です。

多くの口内炎は1~2週間程度で改善しますが、症状が長引く場合や繰り返し発症する場合、発熱や強い痛みを伴う場合には注意が必要です。また、口内炎の予防には、十分な睡眠や栄養バランスの取れた食事、お口の中を清潔に保つことが大切です。気になる症状が続く場合は、早めに歯科医院や医療機関を受診し、適切な診断を受けましょう。

監修者紹介
  • 日本歯科大学を卒業後、東北大学病院にて臨床研修を行う。その後、一般歯科医院にて10年間勤務し、現在は都内歯科医院に勤務。
  • 日本歯周病学会認定医
  • 厚生労働省認定臨床研修医指導歯科医
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この記事は2026年6月15日に更新しました。

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