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2020/02/03

矯正治療には、どんな方法があるの?

矯正治療というとワイヤーのイメージや、最近では透明なマウスピースなどをイメージされる方が多いかと思います。そんな歯列矯正には、どのような治療方法があるのか、簡単に解説していきます。


矯正治療の種類

まず大きなくくりとして、成人矯正と小児矯正というものがあります。成人矯正は大人の歯が生え変わってから行うもので、小児矯正は乳歯歯列の時期に行う矯正治療のことを言います。成人矯正は、ガタガタな歯列にワイヤーなどを使って歯を動かす、また歯を抜いてスペースを作って綺麗に並べるなどの方法があります。一般的には2年から3年程度で綺麗な歯列を手に入れられると言われています。



マルチブラケット

みなさんが想像しやすい矯正治療は「マルチブラケット」という方法かと思います。歯1本ごとにブラケットという器具を装着し、ワイヤーを通して徐々に歯を動かし歯列を調整しながら行う治療法です。この方法のデメリットとしては、ブラケットの隙間などに歯垢が溜まり虫歯になりやすくなったり、笑った時などに金属が見えてしまうため見た目を気にされる方もいらっしゃいます。



舌側矯正

目立たないように矯正治療を進めて行くために「舌側矯正」という方法もあります。この方法ではブラケット器具を歯の裏に装着して行います。歯の裏側なので矯正器具を見られたくない人や、接客業の人などにはこの方法が好まれています。しかし、この治療法では舌に違和感や傷ができることもあります。舌側矯正は難しい技術が求められるため、期間が長くなることもあります。



マウスピース矯正

さらに、歯並びの乱れが軽度な方や、矯正治療の経験がある方は「マウスピース矯正」という方法もあります。この方法は、透明な取り外し可能なマウスピースを使うだけで、歯が少しずつ動く治療法のため、他の人からの視線をあまり気にすることなく治療を行えます。

マウスピースは一人一人に合わせて作られるため、高度な技術が必要とされます。マルチブラケット方法と比べ、痛みが少ないといわれているのも特徴です。歯の動きに合わせてマウスピースを作り変えて行く必要はありますが、マウスピースのみで治療を行うため、金属アレルギーなども気にせずに行うことができます。ただ、歯の動きは少ないため事前に十分な診断が必要です。>



小児矯正

一方、小児矯正は、乳歯歯列時期に行われるため、発達途中の顎の発育をコントロールしながら、理想の顎の形、そして理想の歯の形を実現しやすいと言われています。小さい頃から歯並びを予想し、綺麗な歯並びにすることができる事が多いので、小児の矯正経験が豊富な先生など納得できる歯科医院をしっかりと選んで相談・治療に進んでいくのが良いでしょう。



■参考文献
公益社団法人 日本矯正歯科学会 http://www.jos.gr.jp



→矯正治療が得意な歯科医院選びはこちらから



筆者:seeker編集部

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