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2020/02/19

矯正方法のメリット・デメリット。あなたにオススメの矯正方法は?

近年SNSなどでマウスピース矯正を利用する人が増えています。歯列矯正は主にマルチブラケット法・舌側矯正・マウスピース法の3つの手法が一般的です。これらにはそれぞれメリット・デメリットがあるので、そういったメリットやデメリットを踏まえ、患者さん自身のライフスタイルや要望、歯をどのくらい動かす必要があるのかなどを歯科医師と相談し、総合的な判断で決めることをオススメします。

ここで大切な事は、価格やライフスタイルに寄り過ぎた選択をしてしまうと、必ずしも良い結果が得られない事がある点です。そのため、歯科医師としっかりとした相談の機会を設けることをオススメします。このコラムでは3つの手法のメリットとデメリットをお伝えしていきたいと思います。




マルチブラケット法

マルチブラケット法は3つの手法の中で最も歴史があり、確実性が高い方法として挙げられます。固定式のため、比較的患者さん自身の協力が少なくても綺麗な歯並びになります。また、歯を大きく動かす場合はもちろん少し動かす場合など細かな動きにも対応でき、どんな症例にも適応できるのが強みです。デメリットは、マルチブラケットを歯につけるため虫歯になりやすく、歯磨きを怠ると虫歯が悪化する恐れがあります。また、見た目も金属が出ていて笑った時などに見えてしまいます。そのため、上下の歯列を同時に治療したい人、歯の大きい動きを求める時に適した治療法です。



舌側矯正

舌側矯正の利点は、歯の裏側に矯正器具をつけているため、表面上では見えないのが一番のメリットです。一方で、舌に違和感を与えるなどのデメリットがあります。またマルチブラケット法よりも力が弱いので、治療期間はやや長くなる傾向にあります。



マウスピース法

マウスピースのメリットは、舌側矯正装置と同じで見た目が良く、さらに取り外しが可能ということです。歯列矯正をしていることを周囲に知られたくない人にオススメします。デメリットは、取り外し可能なので患者さん自身の協力が必要だということ。また、歯に与える力が小さいので適応するケースが少ない、また、こまめな通院が必要ということです。



まとめ

上記のようなメリット・デメリットを把握した上で、ご自身の口の状態や目指したい歯列のイメージを基に、歯科医師と相談して決めていくことが大切です。



■参考文献
公益社団法人 日本矯正歯科学会 http://www.jos.gr.jp
歯科医師国家試験 過去問題集 実践 2019 歯科矯正学



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筆者:seeker編集部

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