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2023/12/19

ホワイトニング後に注意するべきこととは?

理想的な白い歯を手に入れるために行うホワイトニング。ホワイトニングを行った後に注意すべきことはあるのでしょうか。

今回は、ホワイトニング後に何に気を付けたら良いのか、どのように過ごしたら良いのか気になる人に向けて、ホワイトニング後に気を付けるべきポイントを詳しく解説します。


ホワイトニング後は食べ物や飲み物に注意が必要!

ホワイトニング直後は、普段歯の表面を守っている「ぺクリル」という被膜がなくなるため、歯が溶けやすく、再着色しやすい状態です。

ぺクリルが再生するまでには24時間~48時間ほどかかります。その間は歯の白さを長持ちさせるためにも、食べ物や飲み物に注意が必要です。

また、ホワイトニングに使われる薬剤や施術中に口を開けっ放しにすることが原因で、施術後、歯の表面は乾燥しやすくなります。

歯の表面が乾燥することで、通常の歯よりも色々なものを吸収しやすい状態になることも、食べ物や飲み物に注意すべき理由です。



とくに注意すべき食べ物や飲み物

では、具体的にどのような食べ物や飲み物に気を付けたら良いのでしょうか。



色の濃い食材や調味料

色の濃い食材や調味料として以下のようなものがあります。

  • ほうれん草
  • チョコレート
  • コーヒー
  • カレー
  • ケチャップ
  • しょうゆ
  • ソース
  • からし
  • 食品ではありませんが、口紅やうがい薬も着色汚れの原因となるため、ホワイトニング後は使用を控えるようにしましょう。



    アントシアニンやポリフェノールを含有する食品

    アントシアニンやポリフェノールは、歯に着色汚れが付きやすい成分といわれています。

    具体的には以下のようなものがあります。

  • 赤ワイン
  • ぶどう
  • いちご
  • ブルーベリー
  • チョコレート
  • このような食品は歯の黄ばみの大きな原因になるため、ホワイトニング後はできるだけ避けた方が良いでしょう。



    カテキンやタンニンを含む食品

    カテキンやタンニンはポリフェノールの一種です。以下のような飲み物に多く含まれています。

  • コーヒー
  • ウーロン茶
  • 緑茶
  • 紅茶
  • これらの飲み物を習慣的に飲む人も多いでしょうが、ホワイトニング後は控えるのがおすすめです



    酸性の食品

    ホワイトニング後は歯のエナメル質が剝き出しで、酸に溶けやすい状態であるため、酸性の食品にも注意が必要です。

    酸性の食品には以下のようなものがあります。

  • トマト
  • レモン
  • ドレッシング
  • ドレッシングの中でもとくに酸味のあるものは酸性が強いと思われます。ホワイトニング直後は、ドレッシングを使用しない、もしくは酸味の少ないものを選ぶと良いでしょう。



    イソフラボンを含む食品

    イソフラボンを含むのはおもに豆腐や納豆、豆乳といった大豆製品です。イソフラボンもポリフェノールの一つであり、歯の黄ばみの原因になります。

    大豆製品には色が濃くない食品も多く見られるため、色素沈着とは関係がないように思う人もいるかもしれません。しかし、大豆製品は食品の色に関係なく色素沈着を起こしやすい食品のひとつです。頭に入れておきましょう。



    歯磨き粉にも注意しよう

    ホワイトニングの施術後1週間ほどは、歯磨き粉にも注意が必要です。研磨剤の粒子が粗い歯磨き粉は、歯の表面を傷つけたり、傷に汚れを吸着してしまったりすることもあるようです。

    研磨剤の粒子が粗いかどうかを判断するには、歯磨き粉を指に付けて擦ってみてください。この時、ザラザラするような手触りがあるものは研磨剤の粒子が粗いと考えて良いでしょう。

    とはいえ、市販されている歯磨き粉は数多くあり、研磨剤の粒子の粗さを簡単に判断することは難しいものです。どれを選べば良いのかわからないこともあるかもしれません。

    こういった場合は、歯科医院で販売されているものを購入したり、歯科医院で歯磨き粉の成分について確認したりすると安心です。



    ホワイトニング後に痛みが出ることも

    人によって異なりますが、ホワイトニング後に痛みが出ることがあります。ホワイトニングを安心して受けるためにも、原因や対処法を知っておきましょう。



    原因

    ホワイトニング後に生じる痛みの多くは、ホワイトニングの薬剤による知覚過敏が原因とされています。また、歯に虫歯によるヒビや欠損などがある場合は、その部分から薬剤が浸透して、しみたり痛みを感じたりすることがあります。



    対処法

    ホワイトニング後に歯や歯茎に痛みを感じても、一過性の場合が多いようです。痛みが強く痛みに耐えられない場合は、痛み止めを服用しても良いでしょう。

    また、ホワイトニング後は歯が敏感になっているため、熱いものや冷たいもので歯がしみたり痛んだりすることがあります。ホワイトニング後の痛みを長引かせないためには、熱いものや冷たいものを控えるのがおすすめです。

    数日経っても痛みが引かなかったり、痛みが強くなったりする場合は、一度歯科医師に相談してみてください。



    ホワイトニング後のメンテナンスも大切

    ホワイトニングをしても、歯は生活習慣や再石灰化の影響で徐々に色戻りをしてしまいます。歯科医院で定期的にメンテナンスホワイトニングを行ったり、自宅でのホームホワイトニングを行ったりすることでホワイトニング効果を持続させましょう。

    歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることは、虫歯や歯周病などの予防や早期発見にも繋がります。歯の白さだけではなく口全体の健康を保つことにも繋がりますので、ぜひ定期的に歯科医院を受診しましょう。


    ▶ホワイトニングの施術については、次のコラムをご覧ください。
    ホワイトニング治療の流れを解説!



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    筆者:seeker編集部

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