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2022/02/22

矯正歯科を選ぶ時に知っておきたい4つのポイントとセカンドオピニオン

決して安いわけではない矯正治療。いざ治療を受けようと思った時、立ちはだかるのが歯科医院選びです。「矯正歯科」の診療項目を掲げたたくさんの歯科医院がある中で、安心して矯正治療を任せられる歯科医院を選ぶのは簡単ではありません。そこで、矯正歯科を選ぶ時に知っておきたい4つのポイントをまとめてみました。


矯正歯科医の資格・実績

歯学部を卒業し歯科医師の国家試験に合格すると、歯科医師免許を取得し歯科医師を名乗ることができます。歯科医師であれば、歯科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科の4科目の全てを、診療科目として掲げることが可能です。

しかし、「矯正歯科」の診療科目が書かれている歯科医院なら、どこも同じクオリティの矯正治療が受けられるというわけではありません。歯科医師によって、専門とする科目や得意分野、経歴や実績はさまざまです。

そこで、「日本矯正歯科学会」の認定医以上の資格を持つ歯科医がいるかが、矯正歯科を選ぶポイントのひとつとなります。

日本矯正歯科学会は、日本最大の矯正歯科学会です。学会の基準に達すると認定医などの資格が取得できます。住んでいる地域の認定医以上の資格を持つ歯科医師は、日本矯正歯科学会のホームページから確認することができます。



また、矯正治療専門の歯科医が常勤しているかも重要なポイントです。歯科医院によっては、決まった曜日だけ大学病院から矯正歯科医が派遣されているケースもあります。通常矯正治療は長期にわたるものなので、派遣された歯科医の場合、途中で主治医が変わる可能性があります。

また、治療を行っている間は、矯正装置の不具合や痛みが発生するなどのトラブルがあるかもしれません。そんな時すぐに対応できる歯科医師や歯科衛生士がいる歯科医院を選ぶと安心できます。



費用

歯列矯正には保険が適用されないため、自費治療になるケースがほとんどです。そのため、国で定められた規定がなく、歯科医院によって矯正治療にかかる費用が変わります。

矯正装置の費用と毎回通院のたびに発生する治療費とを分けて支払う「調節量制度」の場合、通院期間や頻度をふまえた費用感を確認する必要があります。矯正治療では追加費用が発生することは珍しいことではありません。矯正装置の故障による交換や補助器具の使用など、費用が追加になる可能性もあります。

反対に、「トータルフィー制度(総額制)」であれば、治療に必要な金額が把握でき、万が一治療期間が想定より長くかかった場合も費用の追加はありません。具体的な矯正治療費の内訳を教えてくれる歯科医院であれば、予算の範囲内で治療ができるかを判断できます。



矯正方法

複数の矯正方法を提案できる歯科医師であるかも、矯正歯科選びのポイントです。歯列矯正にはさまざまな方法があり、歯並びやかみ合わせ、生活スタイルによって矯正の方法に向き不向きがあります。

費用や治療期間も異なり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
どんな矯正方法でもフレキシブルに対応できれば、矯正方法について相談を選択することができます。



▶矯正治療の方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
矯正治療には、どんな方法があるの?


治療期間

基本的には矯正治療には、長期間の通院が必要です。治療期間の長さは費用に比例することが多く、患者にとっても負担になります。また、通院する間隔が近すぎると、通院が困難になってしまいます。どのくらいの期間を要するのか、その間の通う頻度が多すぎないかなど、具体的な治療計画も歯科医院選びに欠かすことができません。



矯正治療のセカンドオピニオン

矯正治療は一度始めたら長期間に渡って通院が必要となる治療です。そこで、自分にとって最適な矯正治療を受けるためには、セカンドオピニオンを行うのも有効です。

セカンドオピニオンとは、他院の診断結果や治療方針、治療内容に対して、別の歯科医院に意見を求めることをいいます。最近ではセカンドオピニオンを受ける人も多く、セカンドオピニオンを受け入れる歯科医院も少なくありません。遠慮せずにセカンドオピニオンをもらいたいことを伝え、カウンセリングを受けましょう。

セカンドオピニオンは納得いくまで受けて構いませんが、セカンドオピニオンを受けるタイミングは矯正治療開始前とし、矯正治療はひとつの歯科医院で終わりまで通った方が適切な治療を受けられます。



seekerでは、「歯並びを良くしたい」「子どもの歯並びを良くしたい」×地域名で、歯科医院を検索することができます。矯正治療をする歯科医院を選ぶ時には、「矯正歯科」のアイコンを参考にすると、歯科医院選びのお役に立てるかもしれません。



→矯正治療が得意な歯科医院選びはこちらから



筆者:seeker編集部

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