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2022/07/19
顔の印象は口元で決まる?清潔感UPで好印象を与えよう

口元は、顔の印象を左右しやすいパーツです。口元がきれいかどうかで、相手に与える印象は変わるもの。口元の見た目をよくしておくことはとても大切です。今回は、清潔感のある美しい口元になるための方法について解説していきます。
口元が顔の印象に与える影響
口元は、会話や食事などで目につくことが多く、顔の中でも注目されやすい場所のひとつです。きれいにお手入れが行き届いている健康的な口元は、顔の印象に「清潔感」を与えることができます。特に清潔感のある白い歯には、顔の印象を明るくし、実年齢よりも若く見せてくれるというメリットもあります。 口元に清潔感があると、笑顔も魅力的に見えてくるものです。笑顔が素敵な人といると、緊張がほぐれて安心感を抱きやすく、「一緒にいて楽しいな」と相手もプラスの感情を持ちやすくなるでしょう。逆に、歯にタバコのヤニや着色がついていたり、歯に食べた物が挟まっていたりすると、相手に不潔な印象を与えてしまいます。 清潔感のある健康な口元になるためには、毎日のお手入れやお口のチェックを継続することが大切です。具体的な方法についてみていきましょう。
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好印象を与える口元になる方法
清潔感のある好印象な口元をつくるためのセルフケア方法や、歯科医院でできる方法を紹介します。
歯磨き
毎日の歯磨きで、虫歯や歯周病、口臭を予防することができます。歯ブラシと一緒に歯間ブラシやフロスを使うと、汚れの除去率が上がります。身だしなみのひとつとして、人と会う前や食事の後などにお口をチェックし、歯磨きをすることを習慣にしてみましょう。
歯科医院での検査とクリーニング
歯科医院で、定期的にお口のチェックをしてもらうことも大切です。虫歯や歯周病の予防、早期発見、早期治療につながります。また、歯科医院で行う歯のクリーニングでは、普段の歯磨きでは取りきれない汚れを取ることができます。歯本来の色よりも白くするといったホワイトニング効果はありませんが、コーヒーや赤ワインなどで付着するステインによる着色や、タバコのヤニ汚れも取ることができ、歯本来の色を取り戻すことが可能です。

ホワイトニング
歯の色には個人差があり、歯の質やエナメル質の厚さで変わってきます。エナメル質が薄いと、中の象牙質が透けて黄色く見えてしまうことがあります。 また、加齢や普段のデンタルケア、生活習慣によっても変化していきます。歯本来の色よりもさらに白くしたい場合は、歯科医院でのホワイトニングをおすすめします。ホワイトニングには、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」、自宅で行う「ホームホワイトニング」、そして歯科医院と自宅両方で行う「デュアルホワイトニング」があります。歯科医院でのホワイトニングでは、医療従事者のみが取り扱える薬剤や機器を使用し、歯の内側から白くすることができます。 ホワイトニングはクリーニングと異なり、歯の表面の汚れを落とすだけではなく、歯そのものを本来の色よりも白くすることができます。それぞれ費用や効果、通院の回数などが異なるため、ご自身の目指したい歯の白さや予算などに応じて歯科医院で相談し、選択することをおすすめします。
口角と笑顔
口角は、下がっているよりも上がっている方が、相手に魅力的な印象を与えます。口角が下がる原因として、噛む回数の減少や口呼吸、姿勢の悪さから表情筋や口周りの筋肉が衰えることなどが挙げられます。口角が上がりにくいと感じたら、表情筋や口周りの筋肉を鍛えることで上がりやすくなります。
歯並び
きれいに整った歯並びは、笑顔を綺麗に見せてくれます。また、歯磨きなどのお手入れがしやすく、お口の中を清潔に保ちやすくなります。噛み合わせも整うので、よく噛めるようになって食事を楽しめるようになるというメリットも。健康面でもうれしい効果が得られるでしょう。 歯並びを改善するためには、一般的には歯列矯正が必要になります。歯列矯正は歯が並ぶまでに時間がかかるため、すぐには改善されません。他に、補綴物で歯並びを整える方法もありますが、健康な歯を削らなければならず、しみたり痛みが出た場合は神経を取らなければならないこともあります。 神経を抜いてしまうと歯はもろくなり、寿命が短くなってしまいます。どの方法が適切か、歯科医に相談することをおすすめします。

清潔感ある口元で好印象を与えよう
口元は、顔の印象に大きく影響を与えるパーツだとご理解いただけたでしょうか。口元を清潔に、見た目よく保つことで、相手にいい印象を与えることができます。また、口角の上がった口元も、顔の印象をよくしてくれるでしょう。 身だしなみのひとつとして、きれいで健康な口元を維持できるよう、歯磨きや歯科での検診といったケアを継続していきましょう。
筆者:seeker編集部