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歯周病予防に効果的な歯磨きと生活習慣

コラム>歯茎の腫れ、出血

2022/07/26

歯周病とは、口の中に溜まった細菌によって引き起こされる炎症疾患です。歯周病が進行すると、歯茎から膿が出てきたり、歯がグラついたりします。最悪のケースでは、歯が抜けることもあります。



歯周病を予防するためには、歯垢や歯石をしっかり取り除き、歯周病菌のぬか床を作らないようにすることが大切です。今回は、歯周病予防に効果的な歯の磨き方を解説するとともに、意識しておきたい生活習慣についてお伝えします。



歯周病予防のための歯の磨き方

歯周病の予防のために日頃からできることは、毎日の歯磨きです。しかし、ただ磨けば良いというわけではありません。正しい歯の磨き方を身につけることが大切です。歯周病予防に効果的な歯の磨き方についてみていきましょう。



*スクラビング法*
スクラビング法とは、歯の外側をブラッシングする際に、歯ブラシの毛先を直角に当てて磨く磨き方です。軽い力で小刻みに動かし、丁寧に磨き上げます。歯の内側は、直角ではなく角度を45度にして、歯ブラシを動かします。スクラビング法は、健康的な歯茎に適した磨き方と言われています。



*バス法*
バス法とは、歯の外側・内側の両方とも、歯ブラシの毛先を45度の角度で当てて、歯と歯茎の間を磨きます。バス法は、歯周病や歯肉炎など歯茎に炎症がある人に向いている磨き方で、歯周病ポケットに毛先が入るように歯ブラシを当てるのがポイントです。1本1本丁寧に磨くように心がけましょう。



*磨き残しに注意*
歯周病予防のためには、できる限り磨き残しや磨き忘れをしないことが大切です。そのためには、歯を磨く順番を決めておくと良いでしょう。歯の隙間や歯茎との境目など1本1本の歯ごとに磨く順番を決めることで、磨き残しや磨き忘れを防ぐことができます。



*歯周ポケットを意識して*
歯周ポケットを意識して歯を磨くことも、歯周病を予防するための大切なポイントです。歯ブラシの毛先を2mm程度歯周ポケットに入れるように磨きましょう。しかし、歯と歯茎の間を意識して磨くため、歯茎を傷つけやすい点は注意が必要です。歯茎が傷つくと、出血したり歯茎が下がったりする可能性があります。なるべく柔らかい歯ブラシを選び、優しく磨くように心がけましょう。



歯周病予防に効果的なアイテム

次に、歯周病予防に効果的なアイテムについてご紹介します。



*歯周病予防に適した歯ブラシを選ぼう*
歯周病予防に適した歯ブラシの硬さは、柔らかめから普通の硬さまでと言われています。また、毛先が細くなっているタイプの歯ブラシは、歯周ポケットの奥まで届きやすいため、歯周病予防に効果的です。歯と歯茎の境目を丁寧に磨くよう意識しましょう。



*歯周病専用の歯磨き粉も活用*
歯周病になっていない健康的な歯であれば、どの歯磨き粉を使っても大きな差はないと言われています。歯磨き粉は、あくまで歯磨きの補助的な役割なので、正しい歯磨きを行っていれば、汚れの落ちる程度はあまり変わらないでしょう。しかし、歯周病と診断を受けていたり、歯茎から出血があったりと、歯茎のトラブルがある場合は、歯周病専用の歯磨き粉を活用すると良いでしょう。歯茎を元気にする成分や細菌を付きにくくする成分が含まれているため、効果的に歯周病ケアを行えます。



*デンタルフロスなどの使用を*
歯磨きをどれだけ丁寧に行っても、歯ブラシの毛先を歯と歯の間に完全に通すことはできません。デンタルフロスを使うことで、歯茎に近い部分の歯垢をできる限り取り除くことができます。歯間ブラシが入る隙間には歯間ブラシを、入らない隙間にはデンタルフロスを使って、歯を磨くようにしましょう。



*マウスウォッシュもおすすめ*
マウスウォッシュを使用するのもおすすめです。実は、歯周病菌などの細菌は、粘膜部分にも残りやすいと言われています。粘膜に残った細菌は歯磨きだけでは落としきれないため、歯磨きの最後の仕上げとしてマウスウォッシュを使用すると、口の中に残った細菌を落とせるでしょう。



歯周病予防のための生活習慣

生活習慣の乱れが、歯周病の原因になることがあります。歯周病を予防するためには、正しい歯の磨き方を身につけることに加え、日頃の食習慣なども見直すことが大切です。



*ダラダラ食い*
デスクワークや在宅ワーク、家事など簡単に間食ができる環境にある人もいることでしょう。お菓子や甘い飲み物をダラダラと食べてしまうと、口腔内に歯周病菌が増えやすくなってしまいます。



*喫煙*
喫煙は歯周病の発症リスクを高めると言われています。日本臨床歯周病学会のホームページでは、「歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4倍に、10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重症化しやすくなります。」とされており、治療しても治りにくいことが分かっています。禁煙することで、歯周病の発症リスクが下がることも研究結果で分かっているため、喫煙者は禁煙を心がけると良いでしょう。



正しい歯磨きと健康的な生活習慣で歯周病予防を

歯周病を予防するためには、正しい歯磨きを身につけることが大切です。加えて、健康的な生活習慣を意識する



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筆者:seeker編集部

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