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2022/08/19
ホワイトニングの効果を実感するのにかかる期間は?
歯が白いと清潔感があり、相手へ良い印象を与えます。そのため、ホワイトニングを行っている人もいることでしょう。しかし、なかなか効果を実感できない人も、中にはいるのではないでしょうか。ホワイトニングの効果は、施術後すぐに実感できる場合とそうでない場合があります。 今回は、ホワイトニングの効果を実感するのにかかる期間についてお伝えするとともに、ホワイトニングの効果を持続させるためのポイントを紹介します。
目次
ホワイトニングの効果を実感できる期間は人によって異なる
ホワイトニングの効果が実感できるまでの期間は、個人差があるといわれています。元々の歯の形や着色汚れの程度が、人によって異なるからです。一般的には、施術をしてから数日~2週間ほどで効果が出るとされています。しかし、人によっては3か月程度かかる場合もあるようです。 また、ホワイトニングの種類によっても、効果が実感できるまでに違いがあります。次に、ホワイトニングの種類について見てみましょう。
ホワイトニングの種類によって効果を実感できる期間が異なる
ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つがあり、ホワイトニングの施術方法によっても効果が実感できる期間が異なります。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違いについてみてみましょう。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医によって行われる専門的なホワイトニングです。一度の施術で、ある程度の効果を実感できるケースが多いとされています。 しかし、オフィスホワイトニングは強い薬剤を使用して行うため、希望の白さよりも明るくなりすぎてしまうことがあります。そのため、1回の施術で希望の白さを目指すよりも、数回繰り返して徐々に白くしていく方が安心です。その分、効果が実感できるようになるまで時間がかかるかもしれません。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、自宅で行うホワイトニングのことです。セルフケアのため、歯科クリニックで使用される薬剤よりも弱いものを使用します。 そのため、ゆっくりと時間をかけてホワイトニングを行うことになるでしょう。毎日ケアすることで、徐々に歯が白くなっていくため、効果を実感しにくいかもしれません。しかし、歯科クリニックに通わずにホワイトニングができるため、とても手軽なうえ、自分のペースでセルフケアが行える点はメリットでしょう。
ホワイトニングの効果を持続させるためには
ホワイトニングは一度行えば終わりというものではありません。ホワイトニングの効果を持続させるためには、定期的にホワイトニングを行う必要があるでしょう。また、歯科クリニックや自宅でのケアに加え、食生活を意識することが大切です。
自宅とクリニックのダブルホワイトニング
ホワイトニングの効果を持続させたいのであれば、ダブルホワイトニングがおすすめです。デュアルホワイトニングとも呼ばれており、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を行います。 まずは歯科クリニックでオフィスホワイトニングを行い、効果を実感できる程度の白さに仕上げます。その後、歯の白さを維持するために、自宅でホームホワイトニングを行います。こうすることで、日々の食事による着色汚れをホームホワイトニングでケアできるのです。 また、ホワイトニング後の「あと戻り」を防ぐ効果も期待できます。ホワイトニングで歯を白くすると、歯は元の白さに戻ろうとしてしまい、施術前の色味に戻ることがあります。ホワイトニング後の「あと戻り」を防ぐためにもダブルホワイトニングは効果的といえるでしょう。
食べ物や飲み物に注意する
ホワイトニングを行った直後の歯は、着色汚れが付きやすい状態です。施術後24時間程度は、色素の強い食べ物や飲み物を摂るのは避けた方が良いでしょう。例えば、赤ワインやコーヒー、紅茶、ミートソース、カレーなどは色素が濃いので避けた方がよいとされています。 また、日々の食生活で、歯の着色汚れは蓄積していくものです。そのため、定期的にホワイトニングを行う必要があるでしょう。ホワイトニングを行う頻度を少なくするためには、普段から色素の濃い食べ物や飲み物の摂取を控えることも大切です。 とはいえ、全く食べない・飲まないということは難しいでしょう。色素の濃いものを摂った時は、歯磨きやうがいをしたり水を飲んだりして洗い流すのがおすすめです。少しでも、歯に汚れがつかないように心がけましょう。
ホワイトニングの効果を長く実感するために
ホワイトニングは一度行えば終わりというものではありません。ホワイトニングを行っても、食べるものや歯のケアによって、着色汚れは起こってしまいます。日頃のセルフケアに加え、定期的なホワイトニングを行うことで、効果を長く実感することができるでしょう。
筆者:seeker編集部