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2019/12/07

赤ちゃんにキス、虫歯ってうつる??

赤ちゃん 虫歯

お子さんが生まれると、スキンシップの一環として赤ちゃんのほっぺやおでこにキスをする親御さんも多いのではないでしょうか。稀にお口にもしてしまい、SNSで炎上することもありますが、果たしてキスで赤ちゃんに虫歯はうつるのか?今回はこれを解説していきます。




虫歯はうつるのか

虫歯は、歯の表面についた歯垢(プラーク)に、虫歯をつくる「ミュータンス菌」という細菌が棲みつき、その細菌が糖分を栄養にして酸を出して歯を虫歯にします。

生まれてすぐの赤ちゃんのお口の中にはこのミュータンス菌は存在しません。しかし、このミュータンス菌は唾液を介することで感染してしまいます。そのためミュータンス菌を持っている大人が赤ちゃんにキスをすることで赤ちゃんのお口の中に大人の唾液が入ってしまい、ミュータンス菌が赤ちゃんのお口の中で繁殖して虫歯になるのです。 これは大人にも言えることです。

他にも、大人が噛んだ離乳食を与えたり、大人が使ったスプーンなどで食事を与えたりすることでも感染します。ミュータンス菌は生後19か月から31か月の間に最も感染しやすく、この時期を「感染の窓」と呼んでいます。平均して2歳前後が、虫歯菌の感染に一番注意したい時期といえます。もし、そこでミュータンス菌を繁殖させてしまうと、子供の歯に影響してしまい、行く行くは大人の歯の成長にも関わってきてしまいます。そのため、赤ちゃんの将来のことを考えると大人がキスをしたりするのは控えるべきです。



予防するには



1.歯磨き

基本的な虫歯予防は日々の歯磨きです。赤ちゃんには、小児用歯ブラシでしっかり磨いてあげると良いでしょう。ゴシゴシ磨いてしまうと痛がって歯みがきが嫌いになってしまうので、優しく丁寧に磨いてあげましょう。一人で歯みがきが出来るようになっても、子どもが小さい内は、親御さんが仕上げ磨きをしてあげましょう。



2.大人自身の口の中の管理

赤ちゃんの虫歯菌の感染は、まわりの大人に原因があることが多いです。そのため、赤ちゃんの歯だけキレイに虫歯予防していても、家族が虫歯だとうつる危険性が高くなります。普段から家族全員でデンタルリンスや歯ブラシ、デンタルフロスなどを使って、虫歯菌の除菌と虫歯予防をおこなっていきましょう。



3.歯医者による定期検診

2か月に1度程度、歯医者さんに定期健診に行き、歯の状態をチェックしてもらいましょう。歯みがきやその他のケアをどんなにしっかりしていても、虫歯は出来てしまうことがあります。特に、乳歯の虫歯は見つけにくいため、歯医者さんに発見してもらう必要があります。



■参考文献
小児歯科学ベーシックテキスト
編集 新谷誠康



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筆者:seeker編集部

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