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2022/07/07

【seeker編集部の歯科医院体験記3】セカンドオピニオン

こんにちは! seeker編集部です。一昨年の4月に歯列矯正治療を終え、現在はホワイトニングをしながら“健康的で美しい歯”を求めて一途に努力を重ねています。今回は「セカンドオピニオン」の体験記をお届けします。

前回の診療での再矯正など「自費診療はすぐには手を出しづらいな…」と感じた治療費(このお話については「seeker編集部の歯科医院体験記2」をご覧ください)。

どうにか一部だけでも保険診療にならないか、別の治療方法はないか、少しでも治療費が安くならないかと考えていました。そこで一度、別の歯科医院を受診してみようと思いついたのです。

そうです、第二の意見と言われる「セカンドオピニオン」です。現在通院している歯科医院で提案された治療の方法が本当に正しいのか、別の歯科医にその診断や治療法について相談し、意見を聞くという制度です。別の歯科医院で診察を受けるので、改めて診察費用がかかるデメリットはありますが、今後自分自身が納得して治療に臨むためにも相談することにしました。とはいえ、セカンドオピニオンが目的で初めての歯科医院を予約するのには多少の抵抗を感じたので、近々やろうと思っていたクリーニングと合わせて予約をしました。


自分の症状をしっかり伝える

今回受診したのは保険診療も行う、地域密着型の歯科医院です。「地域密着型」なだけあって、とても親しみやすい雰囲気を感じました。院内の明るさや清潔感にも安心を覚えます。受付を済ませた後は問診表を記入。これはどこの歯科医院でも同じですね。一番下に「どこからのご紹介ですか」と質問があったのでもちろん「seeker」と記入しました。

緊張しながらも診察室へ入ると、すぐに歯科衛生士さんがいらっしゃいました。今回はセカンドオピニオンを目的に受診したこと、現在診てもらっている歯科医師の診断内容や歯の状態、さらにクリーニングがしたい旨を伝えました。歯科衛生士さんからは、まずは歯の状態を確認するためにレントゲンを撮り、その後クリーニング、そして最後に先生からセカンドオピニオンを受けるという説明がありました。

クリーニングはiPadを用いて説明してくださいました。画像や映像を見ながら受ける説明は、言葉だけで説明されるよりもわかりやすかったです。もともと私は歯医者さんに苦手意識があります。診察台の上で「施術や治療をしている」ことはわかるけれど「見えない口の中を、何されているのかよくわからない」では不安です。こうした目に見える方法での説明があると、安心して診療が受けられますね。

そして、クリーニングが終わると先生の診察が始まりました。改めて通院中の歯科医院での診断内容と歯の状態を伝えたところ、その内容は歯科衛生士さんから先生にきちんと伝わっていました。医院スタッフさんの間で患者の情報が共有できているところに、さらに安心感を得られます。



客観的な意見を求めて…

診断の結果は「通院先の歯科医による治療が最善かと思われます」とのことでした。治療の方法に代替案はなく、例えば今回の歯科医院で同様の治療を受けたとしても、その治療費は通院中の歯科医院とほぼ変わらないと…。

今後の治療方針について提案されたのが高額自費治療だったので、正直なところ前向きな気持ちになれず求めたセカンドオピニオン。「通院先の歯科医さんは、患者さんに合う治療を提案されています。信用していいと思います。保険診療では治療に限界があり、やはり治療費は高額になってしまいます」との意見に、私は同じ診断であったことに対して信用性が高いと感じました。そして何より、相談したことで気持ちが楽になりました。




納得して治療を受けたい

私がセカンドオピニオンを求めて受診した歯科医院は、受付の方や歯科衛生士さん、先生もたいへん親しみやすく温かく丁寧で、とても良い印象の歯科医院でした。歯科医師さんに限らず、医師によって、病気の治療に対する考え方も、得意分野も、それぞれ違いがあります。たとえそれが全く同じ症状だったとしても、です。なので、より良い治療を受けたいと考えた時、別の医師にも意見を求め、今の自分に最適な治療をしてくれる医院を検討することは大切です。

セカンドオピニオンは診断の結果が同じ場合、診察代が無駄になったと感じることもあるかも知れません。しかし、安心して治療を進められる材料になると考えました。自分自身がしっかり納得したうえで治療を受けるかどうか…。「セカンドオピニオン」はそれを実現するのに最適な方法のひとつではないでしょうか。



いつまでも健康で美しい歯を目指す

今回、やはり私の歯の治療は保険診療では限界があり、このまま放っておくと年齢を重ねてから歯のトラブルを抱えることが明確になりました。歯列矯正は歯並びをきれいにする「見た目」だけではなく、いつまでも自分の歯で物が食べられる、むし歯や歯周病を予防できるなど「健康」を維持するための治療でもあると、改めて気付きました。

目指すのはいつまでも“健康的で美しい歯”です!妥協案で治療を受けたところで、むしろ治療費が無駄になってしまうかもしれません。いつまでも“健康的で美しい歯”を手に入れるために、通院中の歯科医院で治療を開始することを心に決めました。



(seeker編集部)

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