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コラム>小児歯科

2020/02/28

子供の発育と歯を見守る「小児歯科」は何歳まで通うのが良い?

小児とは成人や老人という言葉に対して用いられますが、はっきりとした時期が決まっているわけではありません。「小児」は子供のことを指しますが、子供といっても色々な時期があります。生まれたばかりで一月経っていない赤ちゃんを「新生児」、生まれてからまだ一歳に満たない子供の「乳児」、学校に通い始める時期の「学童」、また大人の体や心を身につけ始める時期、思春期の「学生」などが含まれています。


小児とは

小児は年齢的には0歳から18~20歳未満のお子さんを表し、一般的には心と体が大人へ成長・発達する時期のことです。つまり、子供が成人への発育途中にある者として「小児」という言葉が用いられています。



小児専門の歯科医院

子供の発育は人によって様々で、みんなが同じように成長するわけではありません。また、成長発育過程にある子供は単に大人を小さくしたものではありません。大人と違う特徴があり、病気や異常の現れ方も異なります。子供の成長は人によって異なりますが、おおよそ20歳前後までとなっています。

成長するということは、お口の中も20歳前後まで変化するということですので、その時期ごろまでは小児歯科を得意とする歯科医院に通っていても問題ありません。



成長とお口の中の変化

成長の過程で、お口の中に最も変化が現れるのは、子供の歯から大人の歯へと生え変わることです。子供の歯が生えて来てから大人の歯が生えそろうまでの時期は、子供の成長と発育に密接に関わってきます。小児歯科の現場では、健全な大人の咬み合わせと口腔の器官の完成を目的としています。

そうした意味では、大人の歯へと生え変わるタイミングが良いという考えや、成長が止まる18~20歳という考えもあります。成長も見守ってくれる小児歯科を選び、お子さんのお口の状況をよく相談しながら一般歯科に移行していくようにするのが良いでしょう。





■参考文献
「小児歯科学ベーシックテキスト」2016 新谷誠康 永松書店



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筆者:seeker編集部

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