年齢を重ねるにつれて体調の変化や、体力の変化など様々なトラブルが出てきます。このような加齢に伴う変化は口腔内にも起こっています。

加齢によるお口の中の変化

加齢によってお口は以下のような変化が起こります。

特に唾液が減少することにより食べ物を飲み込み辛くなる障害が出てきます。また、口の中のきれいにする作用が低下するので汚れやすくなります。これらのことから加齢によって口の中はトラブルが起こりやすく、一度症状が出てしまった場合は悪化しやすい環境に変化すると言えます。

加齢は見た目や身体の変化だけでなくお口の中も変化していることがわかります。これらの変化による悪影響を防ぐためにも正しい口腔ケアを行い、改善の方向に解決していく必要があります。

口腔ケアとは？

口の中だけでなく、体全体の健康を維持するために必要なケアです。口腔ケアには「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」があります。

セルフケア

歯ブラシやフロス、歯間ブラシなどを使って自分自身で口腔内の清潔に保つことです。日頃から正しい歯磨きを丁寧に行うことを意識しましょう。

プロフェッショナルケア

歯科医や歯科衛生士などの専門家が口の中と全身の状態を見て、より専門的なケアとアドバイスをしてくれます。ケアの目的は、歯石の除去・歯周ポケットの深さのチェックや汚れの除去・口腔機能の維持を回復・ブラッシング指導・日々の食生活の改善などです。

まとめ

口腔ケアを行うことは唾液の分泌を促進させ、虫歯や歯周病を予防するだけでなく感染症、発熱を防ぐ事ができます。また、認知機能や誤嚥性肺炎を防ぐ事ができます。誤嚥性肺炎は高齢者の死因率がとても高いため、正しい口腔ケアが必要です。

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筆者：seeker編集部