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2022/03/03
歯科専売品は種類が豊富！上手に取り入れよう
歯科医院の受付周辺で歯ブラシや歯磨き粉などが売られているのを見たことはありませんか。歯科で販売されているアイテムは【歯科専売品】であることがほとんどです。歯科専売品とはどんな商品なのか、どんな種類があるのかをご説明します。
歯科専売品とはどんなアイテム？
歯科専売品とは漢字の通り、歯科医院だけで売られている商品のことです。歯科専売品は一般のドラッグストアやスーパーなどでは取り扱われていません。市販のアイテムとの大きな違いは、専門性の高さにあります。 市販されている口腔ケアアイテムは誰が使ってもある程度口内が綺麗になるように作られています。歯科専売品は、人それぞれの口内の健康状況に対して特化した構造になっています。
インプラントやブリッジを入れている人には特に歯科専売品を使って日常からケアをするのがおすすめです。さらに歯科専売品には、それぞれの歯科医院の歯科医師や歯科衛生士のお墨付きアイテムという一面があります。実際に歯科専売品を自分で使ってみたり、アイテムの研修をしてから取り扱う歯科医院も多いのです。 他にも、自身の口内の状態を見てもらい、自分のデイリーオーラルケアにはどのアイテムが向いているかのアドバイスを貰えるのも歯科専売品のメリットといえます。
歯科専売品はたくさんの種類がある
歯科専売品は歯磨き粉やフロスなどのオーラルケアアイテムだけではなく、ガムやチョコなどのおやつなどもあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
歯磨き粉
歯科専売品となっている歯磨き粉の大きな特徴は含まれているフッ素濃度です。フッ素は元素のひとつで、虫歯を予防する効果があります。 歯磨き粉に含まれるフッ素の濃度は法律で上限1500ppmと設定されています。歯科専売品の歯磨き粉の多くはこの上限に近い1450ppmというフッ素濃度になっているため、より虫歯予防効果が期待できます。さらに歯周病を防ぐための殺菌成分が複数種類含まれていたり、研磨剤や発泡剤が過度に使われていなかったりするため、より歯の健康を保ちやすくなります。
フロス・歯間ブラシ
フロスや歯間ブラシは正しく使うことで歯垢除去率がとても高くなります。歯科でフロスや歯間ブラシを入手する最大のメリットは、自分の口内の状況に合ったタイプを歯科医師や歯科衛生士から選んでもらうことができる点です。 フロスは商品によって持ち手の有無や糸の太さが変わってきます。歯間ブラシにも多くのサイズや何通りかの形状が用意されています。自分の歯にあったアイテムを用いることで、より効率的に歯垢を落とすことができます。
キシリトールガムやチョコなどのスイーツ
歯科医院によっては、デンタルアイテムだけでなくキシリトールガムやチョコ、タブレットなどのちょっとしたおやつを扱っているところもあります。虫歯になりにくいとうたったガムやチョコはドラッグストアなどでも見かけますよね。 しかし、歯科専売品のスイーツは市販品とは異なり、虫歯になりにくいのではなく、虫歯を防ぐ効果があるのです。歯科専売品のガムやチョコは甘味料としてキシリトールだけを用いているものがほとんどです。一般に市販されているノンシュガーキシリトールガムでも、甘味料がキシリトールだけという商品はまずありません。チョコならなおさらです。普段のおやつに取り入れるのも良いですし、お子さんが治療を頑張ったご褒美にすると喜ばれそうです。
キッズ用デンタルアイテム
歯間専売品には子供用の歯ブラシや歯磨き粉も揃っています。子供の歯と大人の歯は特徴が異なるため、子供の歯に合った歯ブラシを選ぶ必要があります。 歯科専売品の子供用歯ブラシは、子供の歯に合わせた毛先のサイズや形状になっています。そのため、子供の歯の汚れをしっかりと取ることが出来ます。子供が進んで歯磨きをしたくなるためには、歯ブラシのデザインも重要ですよね。歯科専売品の歯ブラシにも、子供が歯磨きを楽しめるようなポップな色やキャラクター柄になっているものも多くあります。 大人向けの歯科専売品歯磨き粉はフッ素濃度が高いことが特徴と書きましたが、子供用も安全な範囲でフッ素濃度ができるだけ高いアイテムが揃っています。 子供向け歯磨き粉は年齢によって推奨されているフッ素濃度が異なるので、歯科医師や歯科衛生士に直接相談しながらどれを使うか決めるのがおすすめです。バナナやブドウ、イチゴなどさまざまなフレーバーがあるので、お子さんの好きなものを一緒に選んでみてはいかがでしょうか。
歯科専売品を取り入れて、いっそうのデンタルケアを
歯科専売品はドラッグストアなどで販売されているデンタルケアアイテムより多少割高に感じるかもしれません。 しかし、歯科専売品は歯科医師や歯科衛生士が患者さんの歯の健康のために自信をもっておすすめしている商品です。歯科医院での定期的なケアももちろん大切ですが、毎日の家庭でのケアも同じくらい重要になります。家庭でのケアをしっかり行うためにも、ぜひ歯科専売品を取り入れてみてください。
筆者：seeker編集部
