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2024/01/04

入れ歯安定剤、どんな種類がある?メリットやデメリットは?

普段入れ歯をしている人の中には、入れ歯が外れやすかったり、入れ歯をしていると痛みを感じたりといったトラブルに見舞われた際の対処法として、入れ歯安定剤を使用している人もいるのではないでしょうか。

入れ歯安定剤には様々な種類があるため、どれを使ったら良いか悩むことがあるかもしれません。今回は、入れ歯安定剤の種類や特徴などについて詳しく解説していきます。


入れ歯安定剤はどのような時に使う?

入れ歯安定剤は、入れ歯が不安定な場合に入れ歯と歯茎を接着させ、一時的に入れ歯を安定させるものです。

食事の際に入れ歯が動いてしまうのを緩和したり、普段の生活の中で「入れ歯が外れて飛び出すのではないか……」という心配や不安を和らげたりするために使用することもあります。



入れ歯安定剤の種類とそれぞれの特徴

入れ歯安定剤の種類とそれぞれの特徴を見ていきましょう。



クリームタイプ

クリームタイプの入れ歯安定剤は、唾液などの水分と混ざることで粘着力が高まるため、入れ歯をしっかりと安定させることが可能です。

扱いやすい、粘着力が強く外れにくいというメリットはあります。一方で、効果は1日程、時間とともに唾液などに溶けて粘着力が弱くなるというデメリットもあります。



クッションタイプ

吸着力よりもクッション性に優れるクッションタイプの入れ歯安定剤は、入れ歯による痛みを緩和するのに有効です。効果は2~5日程と、他の種類の入れ歯安定剤に比べて長めです。

また、クッションタイプの入れ歯安定剤は水に溶けないため、食事中などに入れ歯安定剤が溶け出してくる心配はありません。



粉末タイプ

粉末タイプの入れ歯安定剤は、粉末に水分が混ざることで入れ歯が歯茎に密着し安定します。使う際は、入れ歯全体にまんべんなく振りかけます。薄く付けられるため、入れ歯を口に入れた時の違和感が少ないでしょう。

効果はクリームタイプと同じ1日程ですが、クリームタイプよりもやや短い傾向にあるようです。



シートタイプ

シートタイプの入れ歯安定剤は、入れ歯と歯茎を密着させることでシートが伸びて密着性を高めます。使う際は、シート状の接着剤を自分の口のサイズに合わせてカットし、入れ歯に貼り付けます。

効果はクリームタイプや粉末タイプと同じ1日程。扱いやすく、持ち歩きやすいのが特徴です。



入れ歯安定剤のメリット

ここからは入れ歯安定剤を使用するメリットを見ていきましょう。



入れ歯が外れにくくなる

入れ歯が歯茎にきちんと密着していないと、外れやすくなってしまいます。入れ歯安定剤を使用すると入れ歯と歯茎が密着するため、入れ歯が外れにくくなります。また食事の際に、入れ歯と歯茎の間に食べかすが入り込むことも少なくなるでしょう。



しっかり噛める

入れ歯を使っていると、硬いものを食べにくいと感じることが多いです。これは入れ歯が安定していないことが原因で、しっかりと噛むことが難しいためだと考えられます。

入れ歯安定剤を使用し入れ歯を安定させることができれば、硬いものでもしっかりと噛んで食べられるでしょう。



痛みの改善に繋がる

入れ歯を使っていると、歯茎に痛みを感じることもあります。とくに噛みしめる時には、入れ歯の「床」と呼ばれる硬い部分と歯茎が当たるため、痛みを生じやすくなってしまいます。

入れ歯安定剤が使うと、入れ歯と歯茎の間でクッションの役目を果たすため、痛みの軽減に有効です。



入れ歯安定剤のデメリット

入れ歯安定剤にはデメリットもあります。頭に入れておきましょう。



細菌が繁殖しやすくなる

水分を吸収するタイプの入れ歯安定剤は、口の中の水分を奪うため、口の中が乾きやすくなります。口の中が乾いた状態が続くと細菌が繁殖しやすくなり、歯周病や誤嚥性肺炎を発症するリスクが高まることも知られています。



噛み合わせが悪くなることがある

入れ歯安定剤を長期間使用することで、入れ歯の噛み合わせが崩れてしまうことがあります。 噛み合わせが崩れると、一部の歯に負担がかかってしまいます。場合によっては、歯が破損することもあるでしょう。

また、噛み合わせが崩れると筋肉のバランスも悪くなりやすいため、頭痛や肩こりが引き起こされることもあります。



アレルギーを引き起こすことがある

入れ歯安定剤は化学物質などが含まれています。もちろん安全性には十分配慮されていますが、入れ歯安定剤を大量に長期間使用し続けるとアレルギーを引き起こすこともあります。



入れ歯に違和感がある場合は歯科医院で相談しよう

入れ歯安定剤には、入れ歯が外れにくくなる、しっかり噛めるなどのメリットがある一方で、細菌が増殖しやすくなる、噛み合わせが悪くなるといったデメリットもあります。

入れ歯でしっかりと噛めない場合や痛みがある場合は、自己判断で入れ歯安定剤に頼るのではなく歯科医院で相談しましょう。入れ歯安定剤は歯科医院を受診するまでの一時的な対処法として使用するのがおすすめです。


 

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筆者:seeker編集部

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