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投稿日:2025/09/25
更新日:2026/04/16
ホワイトニングの値段の相場は?追加料金や保険適用についても解説
歯のホワイトニングが気になっている人はいませんか。ホワイトニングは歯科医院のほか、ホワイトニングサロンや自宅でも施術が可能です。
本記事では、ホワイトニングの種類やそれぞれの特徴、値段の相場についてお伝えします。
目次
【種類別】ホワイトニングの費用相場
ホワイトニングは保険適用外のため、費用面が気になる方も多いでしょう。実際にかかる料金は、行うホワイトニングの種類などによって大きく異なります。
ここでは、それぞれのホワイトニングの特徴と費用の目安を解説します。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が、過酸化水素や過酸化尿素などの高濃度薬剤を使用してホワイトニングを行う方法です。
<特徴>
● 通院が必要
● 即効性が高く、1回でも白さを実感しやすい
● 効果の持続は約3〜6ヶ月
● 定期的なメンテナンスが必要
<費用の目安>
● 1回あたり:20,000円〜70,000円程度(歯科医院によって価格差が大きい)
早く効果を実感したい方に適していますが、他の方法と比べるとやや高額になりやすい傾向があります。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、まず歯科医院で専用のマウスピースを作製し、処方された薬剤を自宅でマウスピースに塗布して装着することで行うホワイトニング方法です。
<特徴>
● 毎日の継続的なケアが必要
● 効果を実感するまで2週間前後かかる
● 効果の持続は約6ヶ月〜1年
● 自宅で自分のペースで進められる
<費用の目安>
● マウスピース作製費:15,000〜40,000円程度
● 薬剤費(7日分):約5,000円
時間はかかりますが、白さが長持ちするため、じっくりと確実に歯を白くしたい方に適した方法です。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングは、セルフホワイトニングサロンで自分自身が施術を行うか、市販のホワイトニング用品を使用して自宅でホワイトニングを行う方法です。
漂白成分を含まない薬剤の使用となるため、主に歯の表面の着色や汚れの除去を目的として行います。
<特徴>
● 安価なため手軽に試せる
● 痛みや刺激が少ない
● 歯の表面のみを白くする方法のため、ホワイトニング効果は限定的
<費用の目安>
● ホワイトニングサロンでのセルフホワイトニング:1回あたり約 2,000〜5,000円
● 市販のホワイトニング用品:数百円〜5,000円程度
価格が安く手軽に始められますが、歯の色を本格的に白くしたい方には物足りない可能性があります。

ホワイトニングにかかる費用内訳
オフィスホワイトニングやホームホワイトニングでは、歯科医院での診察時に施術費用だけでなく、診察料、クリーニング料金などもかかります。
ここでは、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングにかかる主な費用内訳を紹介します。
診察費
ホワイトニングを始める前には、虫歯や歯周病がないか、ホワイトニングに適した歯の状態かどうかを確認するため、歯科医師による口腔内の診察が必要です。
もし虫歯や歯周病が見つかった場合は、ホワイトニング前に治療を行う必要があり、別途費用がかかります。
虫歯の治療には、初診料や検査費用、処置費用などが掛かります。虫歯の進行度合いや症状や治療内容によって費用は異なりますが、初診で3,000~4,000円程度となることが多いようです。
クリーニング料金
ホワイトニングの効果を高めるため、必要に応じて、施術前に歯石やヤニを除去するなどの歯のクリーニングを行うことがあります。
費用は使用する機器や方法によって異なるため幅があり、3,000~20,000円前後です。
ホワイトニング費用
ホワイトニングの費用は、薬剤や機器、歯の本数により異なります。
オフィスホワイトニングは1回20,000~70,000円前後が目安です。歯科医院によっては本数制限があり、超えると追加料金がかかることもあります。
ホームホワイトニングはマウスピースと薬剤込みでおよそ20,000~50,000円です。
コーティング料金
ホワイトニング後の歯は一時的に着色しやすくなるため、歯科医院によってはコーティング剤を塗布することがあります。
コーティング剤にはいくつか種類があり、それぞれで費用が異なります
が、目安としては3,000~12,000円程度です。
メンテナンス費用
ホワイトニング後は徐々に色戻りするため、白さを保つには定期的なメンテナンスが必要です。
年間費用の目安は、オフィスホワイトニングはおよそ120,000円~280,000円、ホームホワイトニングはおよそ60,000円です。メンテナンスには歯科医院での施術だけでなく、自宅でのケアも含まれます。
ホワイトニングは保険が適用される?
オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングは医療行為ではありますが、見た目を整える審美治療のため健康保険は適用されません。費用は全額自己負担となり、高額になることもあります。
ただし、施術前の検査や虫歯・歯周病の治療、クリーニングなどには保険が適用される場合もあるため、詳しくは歯科医院で確認することをおすすめします。

歯科医院で行うホワイトニングとは
歯科医院で行うオフィスホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士が施術します。
専用の薬剤を歯の表面に塗り、特殊なライトを当てて薬剤を活性化させ、歯の内部の色素を分解・漂白することで歯を白くします。
即効性があり、短期間で輝くような白さを得られるので、早く効果を実感したい人におすすめです。
歯科医院で歯の健康状態を見ながら施術を行うため、安心感があります。
治療方法
具体的な施術の流れは以下の通りです。
1.歯のチェック・事前クリーニング: 虫歯や歯周病などの問題がないか、歯の状態をチェックします。必要に応じて、歯石やプラークを除去するクリーニングを行います。
2.ホワイトニング剤の塗布: 歯の表面に専用のホワイトニング剤を塗布します。
3.照射: 特殊なライトを照射し、ホワイトニング剤を活性化させます。
効果
歯科医院でのホワイトニングは1回でも十分に効果を発揮します。色素沈着の度合いにより個人差はありますが、一般的には2〜3段階程度白くなることが期待できます。
歯の表面に汚れや着色がある場合、クリーニングを行ってからホワイトニングを行うと、より効果的です。
注意点
歯科医院により治療費に振れ幅があります。事前に歯科医院に確認しておくと安心でしょう。
また、ホワイトニング治療後も元の歯の色に戻る「後戻り」が起こります。 効果を持続するためには定期的に通院することが必要です。
治療後、一時的に知覚過敏になる場合がありますが、基本的には24時間以内には軽減されてくることが多いようです。数日経っても治らない場合は、早めに歯科医院で相談しましょう。
▶オフィスホワイトニングについてもっと詳しく知りたい方は、
オフィスホワイトニングとは?メリットや効果について解説
をご覧ください。
ホワイトニングは歯科医院以外でもできる!どこでできる?
ホワイトニングは歯科医院以外にも、ホワイトニングサロンや自宅などで行うことができます。
ホワイトニングサロン
ホワイトニングサロンでもホワイトニングはできますが、歯科医師や歯科衛生士の資格を持っていないサロンスタッフは施術できません。説明を聞きながら自分でケアをします。
自宅
ホワイトニングは自宅でもできます。
歯科医院で専用のマウスピースとホワイトニング剤を受け取り自宅でホワイトニングする方法と、市販のホワイトニング商品などを使って自宅で行う方法があります。
市販のホワイトニング商品は手軽に使用できる反面、歯を白くする効果は限定的です。
ここからは、「自宅で行うホワイトニング=歯科医院で専用のマウスピースとホワイトニング剤を受け取って行うホームホワイトニングの方法」という認識で説明していきます。

歯科医院で行うホワイトニングとそのほかの場所で行うホワイトニングの違いは?
ここからは、歯科医院で行うホワイトニングと、ホワイトニングサロンや自宅などで行うホワイトニングの違いを解説します。
ホワイトニングサロンなどで行うホワイトニングとの違い
歯科医院でのホワイトニングとホワイトニングサロンでのホワイトニングの違いを以下の表にまとめました。
歯科医院とホワイトニングサロンの比較

ホワイトニングサロンでは、資格を持つ医師や歯科衛生士が管理していないため「過酸化水素」や「過酸化尿素」といった漂白成分を含む薬剤は使用できません。歯を本格的に白くする効果には限りがあると理解しておきましょう。
自宅で行うホワイトニングとの違い
歯科医院でのホワイトニングと、自宅でのホワイトニングの違いを以下の表にまとめました。
歯科医院と自宅の比較

毎日自分でホワイトニングを行う必要があるため手間はかかりますが、メンテナンスの時以外は歯科医院に通う必要はありません。継続的な通院が難しい人には魅力的でしょう。
▶自宅で行うホワイトニングについてもっと詳しく知りたい方は、
ホームホワイトニングとは?効果や費用について解説
をご覧ください。
ホワイトニング以外の歯をきれいに見せる方法
ホワイトニング以外でも歯をきれいに見せる方法がいくつかあります。ここではその方法と値段の目安を詳しく紹介します。
歯のマニュキュア
歯の表面を専用のマニキュアでコーティングして白く見せる方法です。歯を削る必要がなく、すぐに効果を実感できるのが特徴です。
ただし、マニキュアを塗っている間はホワイトニング処置ができません。また、除去する際は、コーティング剤によっては歯科医院での対応が必要になることがあります。
費用の目安は、1本あたり2,000円~5,000円程度です。
ラミネートベニア
ラミネートベニアは、歯の表面(エナメル質)をわずかに削り、そこに薄いセラミックの板を貼り付けて歯を自然な白さに見せる方法です。
近年では、歯を削らずに装着できるタイプも登場していますが、板を除去する際は歯に負担がかかるため、歯科医師としっかり相談しながら、慎重に判断することが大切です。
費用は1本あたり50,000円〜150,000円が目安です。
セラミック
歯を削ってセラミック製の被せ物(クラウン)を装着する治療法です。歯の色、形や大きさ、なども整えることができます。
施術では歯を大きく削る必要があり、負担の大きい処置となります。また、仕上がりまでに複数回の通院が必要なことが一般的で、費用も高額です。
こちらも、歯科医師としっかり相談しながら、慎重に判断することが大切です。
費用の目安は、1本あたり80,000円〜200,000円程度です。
歯茎のホワイトニング
歯そのものを白くする方法ではありませんが、歯茎の黒ずみを改善して健康的なピンク色に近づける施術で、ガムピーリングとも言います。
歯科医院で、専用の薬剤やレーザーなどを使用して行います。歯茎の色を明るくすることで、歯全体の印象を明るく見せる効果が期待できます。
費用は1回あたり5,000円〜11,000円程度が目安です。
歯科医院で行うホワイトニングと自宅で行うホワイトニングの併用がおすすめ
歯科医院でのホワイトニングは即効性があり、短期間で白さを実感できますが、白さが後戻りやすいというデメリットがあります。
一方、自宅で行うホワイトニングは効果がゆっくり現れるものの、白さが長持ちしやすいというメリットがあります。
そのため、ホワイトニングの効果をしっかり実感したい方には、「歯科医院でのホワイトニング」と「自宅でのホワイトニング」を併用する方法がおすすめです。
この2つの方法を組み合わせるとそれぞれのデメリットを補えるため、ホワイトニングの効果を「すぐに」「長く」感じられることが期待できます。
ただし、併用することで費用が高くなる傾向があるため、あらかじめ費用について歯科医とよく相談し、納得したうえで治療を始めるようにしましょう。
歯を白くしたい方や、歯の色が気になると悩んでいる方は、まずは歯科医院で相談してみることをおすすめします。ご自身に合った方法で、理想の白い歯を手に入れましょう。
筆者:seeker編集部
監修者・コメント
歯科医師
都内歯科医院勤務
三宅 友紀 先生
最近はホワイトニングがより一般的になり、歯を白くするケアが多くの人にとって以前より身近になってきたのは、とても嬉しいことだと感じています。方法によって効果や持続期間、費用には違いがあるため、ご自身の希望や生活スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
虫歯や歯周病がある場合は先に治療が必要になることもあるため、まずは気軽に歯科医院で相談してみましょう。さらに、無理のないケアを続けることで、自然な白さを長く保つことができます。

























