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2022/04/19
オーラルケアの基本!歯みがきの方法や時間、歯ブラシの選び方を徹底解説!

seekerでは、オーラルケアに関するさまざまなコラムをアップしています。その中でも、今回は歯みがきについての関連記事を集めてみました。歯みがきの方法や回数、歯ブラシの選び方などを、おさらいしてみましょう。
正しい歯みがきの方法とは?
歯のみがき方
お口の健康を維持するために、歯みがきは欠かすことができません。正しい方法で歯をみがき、継続的にケアすることで、いくつになっても自分の歯で食事を摂り、健康な歯を見せて笑うことができるはずです。まずは鏡でお口の中を観察し、自分の歯並びや歯の形をよく知ることから始めましょう。 では、肝心な正しい歯のみがき方とは?歯をみがく時は、プラークが付きやすい部分を重点的にみがきます。歯みがきをする時には、スクラビング法、バス法、フォーンズ法などを使い分けます。お口の中は凹凸のある複雑な作りをしています。歯と歯の間や奥歯の溝、歯と歯茎の境など、みがき残しがないように、場所にあったみがき方を心がけましょう。
▶歯みがきの方法についてはこちらのコラムをご覧ください 歯みがきのしかたを学ぼう!

適切な回数や時間
1日に何回歯みがきをすれば、清潔なお口が保てるのでしょう。ライフスタイルは人それぞれ異なるため、歯みがきの回数に厳密な決まりはありません。一般的には、1日2回、5分〜10分程度、歯をみがくことが推奨されています。まず、朝起きた時に歯をみがきます。寝ている間は唾液の分泌量が低下することから、むし歯菌や歯周病菌が繁殖しやすいといわれています。 そのため、朝起きた時のお口の中を清潔にすべく、歯みがきをしましょう。そして、寝る前にも必ず歯をみがきます。少しでもむし歯や歯周病のリスクを下げるために、お口の中で細菌が活発に活動する睡眠時にお口の中をきれいにしておく必要があるのです。また、食事や間食の後にも、歯みがきが効果的です。職場や外出先での歯みがきが難しければ、デンタルウォッシュも有効です。
▶歯みがきの回数についてはこちらのコラムをご覧ください。 歯磨きは1日2回、3回、何回が適切?
歯ブラシの選び方
形や毛の質
歯ブラシを選ぶ時は、ヘッド(頭部)・ネック(頸部)・ハンドル(把柄部)の形を意識しましょう。そのほかに、歯ブラシの毛の種類や硬さも歯ブラシを選ぶ時のポイントになります。お口の大きさや歯の形、歯並びに合った歯ブラシを選ぶことで、細かい隙間の汚れまで効率的にみがくことができます。
▶歯ブラシの比較はこちらのコラムをご覧ください。 歯ブラシはどんなものがいいの?選び方教えて!
手動と電動
近年では性能の良い電動歯ブラシが売られるようになり、手動か電動かも歯ブラシを選ぶ時のポイントになっています。お口の中の状態や生活習慣、性格によって、適している歯ブラシを選ぶといいでしょう。 どちらの歯ブラシも、上手く操作できればお口の中をピカピカにすることができますが、反対に、操作方法を誤ると汚れは残ってしまいます。電動歯ブラシと一言でいっても、さまざまなタイプがあります。駆動方式、グリップのサイズやヘッドの形など、特徴を理解し選択しましょう。
▶電動歯ブラシの選び方はこちらのコラムをご覧ください。 電動歯ブラシの選び方と歯磨きのコツ!

交換時期について
歯ブラシの交換時期も重要です。毎日の歯みがきによって毛が広がったりバラバラになったりすると、歯や歯茎に余計な力がかかり、歯茎などを傷つけてしまう恐れがあります。 また、古い歯ブラシを使い続けると細菌の増殖を促し、さらにお口の中が汚れてしまうこともあります。そのため、歯ブラシは定期的に交換しましょう。歯ブラシは1ヶ月に1回の交換をおすすめします。そうはいっても、歯ブラシを裏側から見た時にヘッドから毛がはみ出していたら替え時という目安もあります。
▶歯ブラシを交換するタイミングについてはこちらのコラムをご覧ください。 歯ブラシはどんなものがいいの?選び方教えて!
デンタルフロスや歯間ブラシの併用
歯ブラシだけで落としきれない汚れは、デンタルフロスや歯間ブラシが有効です。むし歯や歯周病、口臭の発生源となる歯と歯の間の汚れをとり、清潔なお口を保つためにも、歯ブラシと並行してデンタルフロスや歯間ブラシを使用しましょう。 デンタルフロスは、持ち手の有無、素材、ワックス加工の有無が選ぶ時のポイントです。歯間ブラシは、素材や形、サイズを基準に選びます。どちらも素材や形の特徴を知り、適切に使用することで、汚れを落とすことができます。
▶デンタルフロスや歯間ブラシの選び方はこちらのコラムをご覧ください。 デンタルフロスでむし歯予防!選ぶ時のポイントや使用上の注意
歯間ブラシで汚れの除去率アップ!自分に合った歯間ブラシを見つけよう

落ちない汚れを落とすには歯科医院でのクリーニングが必要
歯みがきの方法や歯ブラシの選び方について紹介してきましたが、清潔なお口を保つためには、歯科医院での定期的なクリーニングをおすすめします。特殊な機械や専用の薬品を使ったクリーニングをすることで、自宅でのケアでは落とすことができない汚れもきれいにします。 また、一人ひとり異なるお口の形や歯並びに併せたオーラルケアの方法を教えてくれるのも歯科医院の歯みがき指導です。このコラムでもたびたび出てきた「適切な方法」を知るためにも、歯科医院で定期的なクリーニングや検診を受けることをおすすめします。
筆者:seeker編集部